哀しいを知って、少女は大人になる
PLAN75の衝撃から三年、待望の早川千絵監督の最新作
1978年、バブル景気前の浮かれた世の中で、フキちゃん11歳女の子の多感な日常
見終わった後、思い返…
すげー、合ってる表現かわからないけど国語的な映画だった
知らない人の不快感、心許してる人への安心感、子供の感覚、ここまで映画で表現出来るんだ
映画館を出た後、五感が敏感になって生きてるッ!って感…
なんとなく夏を感じた。
どこか体験したことがあるようなエピソードや、フキの危なっかしさもあり、最後まで退屈せずに鑑賞した。
河川敷で同級生とすれ違う時、親から離れるのが特にわかる。
1987年らし…
フキくらいの頃の記憶って断片的で、でも覚えていることは鮮明で、だからそれがひとつひとつの夢のようなものに感じる
そんな映画
あれは私が本当にそこにいて経験したことだっけ?と
フキのすべてわかったよ…
言語化できない、11歳の心情の揺れ動きがここにありという映画。
なんていうか、これはもう追体験ですね。
自分もまるで11歳の少女になったかのような。
映画館で没入しないと味わえないような。
それに…
ある種のホラーのような感触があった。
不思議な印象の映画だったかも。
次々登場人物が現れては過ぎ去っていくのにも趣がある。
主役の子が美しく綺麗に画面に映ってはいるんだけど、一方で可愛らしかっ…
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