「ルノワール」
カンヌ映画祭コンペティション部門出品ということで鑑賞。
癌を患って死の淵にいる父親、戸惑う母親、
そして小学校5年の少女。
父親と過ごす貴重な時間、しかし特別なことをする訳ではな…
子どもの出口
大人の入り口
その狭間に存在する
少女のひと夏
現実と空想を自由に行き来し
時間がまだ細切れで
連続して存在することを
知りもしなかったあのころ
死の気配に気がつき
孤独に触れ
…
私にはフキが自由奔放な少女ではなく、むしろ大人たちの空気をすごく読む繊細な子に思えた。
だからこそ、甘えられないみたいな部分を伝言で知らない人に会って他者からの温もりみたいなものを求めにいったのでは…
うーーー、大人って子供よりすごく気持ち悪いなって感じ 全員子どもだったのに、大きくなっていくにつれて必然的にどこかおかしくならざるを得ないのって変
喋り方がませてていいね
あと光が綺麗 ルノワールだ…
クライマックスとか、泣けるシーンとかそういうのはない。
今までは、そういうのを求めていたけど、こういういつ終わるかわからない、終わりがもやもやする映画を観れるようになったこの頃。
滑り込みでみた…
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