坂を上り下りして浮かび上がる⼈⽣の得喪。なかには耐え難いものもある。
その苦悩に「無理して乗り越えなくていい」とただ寄り添う本作のやさしさに、
きっと救われる魂があるはずだ———ISO(ライター)
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「子供のころは雨が好きだった」という人がいて、そういえばそんな時もあった気がする、大人になってからはただ面倒なものになってしまっていたから、水びだしの長崎から始まることを贅沢だと思った。
自分の父…
1人でひっそり観るのに適してると思う。
そしてオダギリジョー、松たか子、満島ひかり。この3人が同じ画面に映ってる場面だけで最高。
他の俳優では成り立たないような微かな感情の起伏を、まさに砂の上に僅…
映画館で鑑賞。
オダギリジョーさん演じる主人公の、心に深く刻まれた傷や孤独が痛々しく、見ていて胸が締めつけられる思いでした。居場所を見つけられない辛さや、そこから抜け出せないもどかしさは、観る側にも…
尾道とはまた違う魅力的な坂の町長崎
とにかく映像が美しい
松たか子を消してる松たか子とか
安定のオダジョーとか
出てる人みんな魅力的で儚い
不器用さ、もどかしさとああでも仕方ないかという気持ち、…
宴会の場で胴上げが始まった瞬間、それ以前のシーンで溜まっていた九州コンプレックスが爆発しました。職安っていうから時代背景が古いのかと思いきや、スマホを使っていた。田舎とはやはりアンバランスな場所だな…
>>続きを読む終始寂しい。
その中に人間のつながりの温かさがあったり、一方でどうにもらならい残酷さがあったり。
それでも生きていく中で、思いがけない2人の出会いでふっと笑う希望があったり。
人間は本来寂しいものな…
原作は松田正隆による戯曲で、「読売文学賞 戯曲・シナリオ賞」を受賞している傑作と名高い作品を映画化。
キャッチフレーズは「夏の砂のように乾ききった心に沁み込む一筋の希望を描く、切なくて温かい珠玉の物…
(C) 2025 映画『夏の砂の上』製作委員会