「僕の好きな女の子」「そばかす」とは打って変わって、つかみづらい映画だったな!
髙石あかりちゃんと一緒に夏を過ごせるとか羨ましすぎ…と思ったけど、そんなオダギリジョーさんは生気ナシナシでそれどころ…
鑑賞後に何か思い耽るようなこともなく、「ほーん」という感じでしたが、個人的にはこういう温度感の映画、大好きです。
いつも上る階段、タバコ屋のおばちゃん、猫とすれ違いながら変わらない街を歩く小浦をゆ…
喪失感や諦めを持っている治と優子の2人がほんのりゆっくり歩み寄る。
2人だけの時の空気感が素直で、心を開いているんだろうなというのが伝わる。
長崎弁はちょっと聞き取りづらかったけど、タバコ屋さんで…
高石あかりの目元ってなんか暗さがあるよねって前から思っていたけど、あのダルそうな眼が、茹で上がりそうな暑さと薄ら暗い日本家屋のシチュエーションにめちゃくちゃハマってて良い。
そして森山直太朗の一見、…
オダギリジョーに松たか子に満島ひかりまで開始10分で勢揃いして、「大豆田とわ子」と「カルテット」の世界にあの髙石あかりが参戦したような、なんとも贅沢な画面に心が躍る。
とはいえ、やはり戯曲原作特有の…
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