1966年 森鴎外の同名小説が原作。1953年の豊田四郎版のリメイク
監督 池広一夫
物語は、貧しい飴屋を父に持つ娘お玉(若尾文子)が、呉服問屋の後妻になったつもりが騙されて高利貸し末造(小沢栄太郎…
地味かと思ったけれど、美しい映画だった。
山本学おめあてで観たけれど、勉強だけしてきたタイプ!って感じの学生役で、小娘たちにあんなにキャーキャー言われるほど素敵な役でもなかった。
(絶妙に、わざと…
いつもは男を惑わすあややが、今回は男の跡をつけるストーカーに。
「お前は将来有望な医学生で、彼女は無学な囲いもの」
岡田さんの友人、悪くないんだけどあまりにも残酷など正論ぶちかますから殴りたくな…
体感120分くらいに感じたので脚本もろもろの退屈さはあったけど
この小沢栄太郎は良い
嫉妬に狂う奥さんの化け物演出はやりすぎ
ラストシーン、それまで鳴りまくっていた映画音楽がピタッと無音になり
…
森鴎外の同名小説が原作。
現代とは比べ物にならないくらい身分や性の差別が厳しく自由な恋愛が出来なかった明治の世の悲恋譚。
森鴎外って正直「舞姫」しかまともに読んだことなくてなんとなく手が伸びない作家…
この映画は若尾文子より小沢栄太郎。
まさに適役。
同世代で厳ついオヤジ枠の佐分利信や山村聰じゃ堅物そうだし、曽我廼家明蝶や中村鴈治郎だといかにもな好色オヤジになってしまう。
まだギラつきを残しなが…