詩人たちはフアナ・ビニョッシに会いに行くの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『詩人たちはフアナ・ビニョッシに会いに行く』に投稿された感想・評価

mikinw
4.1
watched it in the smallest theater in wakayama.

ドキュメンタリーからフィクションへ、またはその逆へ移行する際の瞬間的な余白がポエジーであり、朗読は映画のなかで詩を再配置する。こないだの『情熱大陸』の金原ひとみの言葉が頭をよぎる場面もあり、このタイ…

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2025/06/25 シネ・ヌーヴォ「ラウラ・シタレラ監督特集」
3.5

ドキュメンタリーをあまり観ないので、正直に言えば評価が難しい。
ラウラ・シタレラ監督の「トレンケ・ラウケンPart 1&2」を先日観て、その流れでの鑑賞なのだが、僕は文学の中でも詩というジャンルを特…

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tape
4.3
普通に傑作でウケた
後半からの構成がかなり良い
絶対また見に行く
5.0

思索の過程。生きたアーカイブ。手を加えられない状態となった作品。終わった季節についての歌。不在の後に残る解釈。詩は何のためにあるか、詩は撮れるか、映画は何のためにあるか、なぜ私は選ばれた、なぜ私たち…

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BB
5.0
2回目を観た。

遺品資料から何か見えもしないものを追いかけてゆく、という主題にすでに完敗。
扱っているテーマが興味深い!

詩は誰のためのもの?誰のもの?
(映画も同じ感じだよなーと考えたり)

トレンケ・ラウケンとの関連性もあって楽しめた。

死んだ詩人が遺したものは。若き詩人メルセデスとラウラが探り向き合う詩と映画とが立ち上がる瞬間の記録。遺品の中から出てきた本に纏わるエピソードがそのまま「トレンケ・ラウケン」に接続されて行くスリル。若…

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7子
-
詩と映画の対峙というより、詩人が不在となり詩が残った今と映画との対峙、という感じ

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