このレビューはネタバレを含みます
9:50〜の回に間に合うのは結構たいへんだったけれども、エンドロールの後半で感動が押し寄せる感じがした。彼女の奏でるピアノの音色がそうさせたのだけれども、生い立ち、人生、彼女なりの苦しみ、ワンちゃん…
>>続きを読むフジコ・ヘミングの人生には、華やかな成功よりも長い孤独と忍耐があった。妥協を許さなかった母の背中を追い、パリやベルリンなど各地を渡り歩きながら、自分の音を信じ続けた年月。その重さが演奏に宿っていると…
>>続きを読むフジコさんを初めて知ったのは某局のドキュメンタリー。プライムタイムではなくそろそろ就寝タイムという時間だった記憶がある。なんとなく見ているうちに引き込まれ、やはり多くの人と同じように終わる頃には涙し…
>>続きを読む2025年71本目
フジコ・ヘミングの長年にわたるインタビューと演奏を編集したドキュメンタリー。ナレーションは、以前フジコ・ヘミング役を演じたこともある菅野美穂。幼少期から波瀾万丈の人生と、ピアノ…
正直名前くらいしか知らなかったので、
60代でブレイクした人物という出自も全く知らず只々見入ってしまいました
壮絶な波瀾万丈の人生、というよりとにかく孤独な人生でその中でピアノだけを続けてきた人だ…
このレビューはネタバレを含みます
フジコの知らない世界へ
いつもの映画館にて
「どちらの映画になさいますか」
「マツコ・ヘミングの方で」
「??? あ、フジコ・ヘミングの方ですね」(笑)
「あ、そうですそうです。フジコ・ヘミングで…
生き方すらも音に落とし込む、
彼女の弾くラ・カンパネラがやはり一番好きである。
魅力的であり温かく破壊的、
それには孤独は必須だったのだろうかね、
それには反して、それを感じさせないような部屋の温…
音には色が宿る
彼女のピアノはエレガントでどこまでも優しいからモネのような何層も重ねた色彩がきっと宿っている
お気に入りの太くて短くて分厚い指が織りなす旋律が美しい
モーツァルトもショパンもリ…
©2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ