黒川の女たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『黒川の女たち』に投稿された感想・評価

映画の中で、佐藤ハルエさんがひ孫の赤ちゃんに「笑った、笑った」と満面の笑みを浮かべて喜ばれて、手を合わせるシーンが大好きなんです。この世界に生まれて来てくれて有難うという気持ちが伝わって来て、いつま…

>>続きを読む
3.8

碑文が出来たとき、ご本人の「覚えていられるようにしてくれることは、尊い」の一言が印象的でした。ご本人にしたら忘れてしまいたい、できることなら無かったことにしたい記憶なはずだけど、覚えていてほしいと。…

>>続きを読む
知らなかった。
日本に戻ってきてひ孫までできている団員もいた。
生き延びることがいかに大切かわかった。

武田砂鉄さんが、現閣僚たちの“歴史修正主義”を「なかったことにしたい人たち」と度々揶揄しており、本作もおすすめしていたので鑑賞。

観て強く感じたのは、まさに本作のコピー通り「なかったことにはできな…

>>続きを読む
かー
4.5

何も知らなかった。日本の被害と加害の両側面が描かれていて、今の世代もこれからの世代も、日本人全員が観るべき映画だと思う。
こういう出来事は対アメリカについてうっすら聞いたことがあったけど、ソ連に対し…

>>続きを読む
4.1

日ソ中立条約を破棄したソ連軍が満州に攻め込んでくると、関東軍は満州北部より撤退し、開拓団をはじめとする日本の民間人はその地に取り残された。黒川開拓団は近隣の二つの開拓団が集団自決し、究極の選択を迫ら…

>>続きを読む

重い重い映画。
強い強い乙女たち。

ひどい栄養状態と、ひどい衛生状況の、さらに、自分を殺して鬼畜に苛まれ、病気と妊娠を恐れて、中には病気に罹患して苦しんで、そのおかげでなんとかかんとか生き延びさせ…

>>続きを読む
mro
5.0

気にはなっていたが時間が合わん、あんまり長くはやらないのかな、と思ったら1ヶ月超えてもやっててユーロスペースの強い意志を感じたので駆け込み

人が人に犠牲を強いた悲惨な歴史的事実と共に失われる歴史を…

>>続きを読む

観れて良かった
何一つ忘れたくない
ときどき観返したい

私自身は昭和の終わりに生まれ、
親族はあまり戦争の話はしなかった
偶々特攻の直前に終戦を迎えたおじいちゃんから母が生まれ
偶々サイゴンから帰…

>>続きを読む

現地での被害も悲惨だけど帰国後の話のほうが酷かった。家族からは汚れたと中傷され、犠牲になってくれと頼んだ団長本人からは謝罪のひとつもなかったと…。「黒川開拓団がしたことは日本の縮図。反省も検証もしな…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事