一人称のみで構成するという試みは、今では珍しくなくなったが、それでも画期的。が、リアルな目線や視点を追求しているはずが、そこに作り手側の意図がハッキリ表れてしまい、非常に窮屈で不自然に感じられる。残…
>>続きを読むチャンドラーの脚本だそうですが、演出も良くないのか主人公があまりにマッチョでついていけませんでした。
探偵の一人称カメラも、アイデアを活かせてるとは言えないと感じました。
フィリップマーロウもの…
レイモンド・チャンドラー原作。映画全編を探偵フィリップ・マーロウ視点のPOV手法で描く実験的ミステリー。ベテラン俳優ロバート・モンゴメリーの監督デビュー作。
フィリップ・マーロウは自ら書いた小説を…
レイモンド・チャンドラー原作のフィリップ・マーロウシリーズ『湖中の女』の映画化。一人称形式で書かれた小説を、一人称視点で描くという試みは面白いが、奇抜なことをやってやろうという意図が透ける感じの不自…
>>続きを読む一人称であった原作を生かして主人公の視点で物語が進んでいくという実験精神は買うけれど、実際に見てみると一風変わった演出以上に結実せず変な作品止まりになってしまっているのが残念。
肝心の主人公フィリ…
私立探偵フィリップ・マーロウの視点(主観ショット)のモノクロ映画。
原作はチャンドラーの同名小説、既読。
試みは画期的だったと思うけれど、あまり面白みを感じず……。
マーロウがしゃべるしゃべる…
"一人称視点での推理劇"
1947年公開の本作は、レイモンド・チャンドラーによる私立探偵マーロウシリーズを原作としたミステリー。原作がマーロウの語りで構成されているため、それを再現するためにマー…
三宅隆太氏が以前「怪物の主観ショットはあるけど幽霊の主観ショットはない」という話をしていたが、その理由がなんとなくわかる。
カメラという目そのものに心理を与えてしまうとそこに映画が吸い込まれて、被写…