このレビューはネタバレを含みます
ざっくりと金子文子の生涯を知っていたので、ゆっくりと幼少期からの話を辿ると思いきや、前半30分ほどでそれらが終わったのでびっくり。
文子が投獄されたところを深掘りした映画だった。
フラッシュバック…
これは史実に基づく日本の過去であり、将来的に起こり得る日本の未来。金子文子という1人の人間による半生を描きながらも、本作公開時(2026年)の現代社会を生きる有象無象の社会的弱者を投影している。とい…
>>続きを読む金子文子に初めて触れたのは、鈴木邦男が編集したアンソロジーの中に収められていた『何が私をそうさせたか』の最終章を読んだときのこと。いい文章だと思った。
ロマンチックな反逆恋愛劇仕立ての『金子文子と…
終盤の独房のシーンの文子がとても美しかった。
たくさんの、名もなき虐げられた人が文子の後ろにいる。
文子は自分の言葉で考えて考えて、世界に復讐をした。
ヴィクトール・フランクルは考え続けて、生き…
山﨑邦紀氏の脚本、菜葉菜さんの演技、そして浜野佐知監督によって関係者の力が最大限に発揮されて完成した作品。
大審院の法廷や栃木女子刑務所で自分の考えを堂々と述べ、その態度によって周囲の人の考えをも変…
天皇が政府大臣を任命するみたいなあの光景を国民が見続けていて、だからある種政治が聖域的な感覚が一般市民に永遠と広がり続けているのかなあと思った
天皇みたいなものを未だ克服できていないこの国が少し愚か…
これまで金子文子は自分の脳内で伊藤野枝と同じ箱に入っていたが、生い立ちを踏まえると印象が変わった。最近『ノケモノと花嫁』を読んでいたのでなんか若干脳内でリンクしてしまった。
虐げられてきたからこそ天…
今から百年前の関東大震災時に、皇室への爆破テロ計画を企てたとして、死刑判決を言い渡された若いアナーキストがいました。無戸籍で、親からも捨てられ、凄惨な性虐待と暴力を受け続けた金子文子、23歳。文子…
>>続きを読む金子文子や朴烈の名前は、この時代のいろんな映画、風よ嵐よや福田村事件でなんとなくは知っていたが、生い立ちが壮絶だったんだな。しかしこの時代の女性たちの強さよ。しかし、なかなか可愛らしさユーモアもある…
>>続きを読む©旦々舎