ジルとマリオンの夫婦が粛々と離婚手続きを済ませて完全に終わりを確認する場面から、倦怠期、出産、結婚、出会いの場面へと人生のシーンを遡る
邦題は「分かれ路」ですが、それぞれの場面に分岐点などあったの…
オゾン鑑賞18本目。
なんとな〜く今まで敬遠してたけど、まぁ、そこそこのオゾン味はありました。
内容はタイトルそのまんまで、ある夫婦の離婚から始まり、時間を遡って5つのシークエンスで構成されていま…
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「自由の幻想」のロンスダール好きでと書いたので一応見直したらヘンタイ度maxで書き直した。面白い俳優さんという意味で。で、これにも出ているので見たらやっぱりいい味出してるお父さんでした。
テデスキが…
このレビューはネタバレを含みます
オゾンらしい男女のビミョーな関係の描き方はさすが
ラストで、監視員から流れが早いから危険と注意された浜辺に2人が泳ぎ出すとシーンは、これからの破局に向かう結婚生活を示唆しているのか、と思っちゃうのは…
現在と過去が断片的に交錯するパターンは割とポピュラーだが、それとは異なり、幾つかのターニングポイントを中心に夫婦の別離から馴れ初めまでの過程を遡っていく展開は新鮮。果たして離婚後のふたりがどんな路を…
>>続きを読むそれぞれの岐路で、他にやりようは本当にあったのだろうかと絶望的な気持ちになる。それでも、あのときの夕景の美しさだけは、真実なんだよなぁ...
なんとなく看過したり、言葉足らずなコミュニケーションの…
このレビューはネタバレを含みます
はっきりと示されない部分を想像で補うことになるため、観た後の感想はそれぞれ微妙に違っていそう
幾度か目にする妻の涙の意味さえ曖昧にしか捉えらないが、そのくせ何故かわかる気がすると思うのが不思議だっ…
フランソワ・オゾン監督作品。
映画鑑賞歴が浅いので、こういった逆再生の作品を知らないのですが、凄い着眼点ですよね。
最初の場面が家庭裁判所での離婚調停の結審から始まるので、ホームパーティーのある日、…