良かった。
序盤じっくりめなので少し心配だったが、主人公の生活を追いかけ始めるとぐいぐい引き込まれる。
風向き見てしまう子どもたちを懐かしくながめ、なんだかんだ優しい級友に癒やされる。
台詞は時々…
「家が2つ、それでええやんか」
離婚する両親と少女の話。京都が舞台。
こんなに面白いとは思わなかった。特に台詞がいちいち素敵。
元の生活を返せ!と立て籠ったり、沢山我慢したのにとつめ寄ったり、自…
両親の別居で揺れ動く少女の感情。終盤の通過儀礼めいた彷徨は幻想の領域に。家族が幸福だった頃の自分を抱き締め過去と訣別した少女は未来へ歩き出す。その姿を長回しで捉えたエンドロールの祝祭的美しさが素晴ら…
>>続きを読むジャケットに惹かれて鑑賞。予想以上に良かった。
観てる私はレンコの視点で物語をとらえるにはあまりにも沢山のことを知ってしまっている気がするし、でもレンコの両親の視点で物語をとらえるにはあまりにも幼…
このレビューはネタバレを含みます
家族の団欒 明るい家庭 長い間お世話になったコーチ 望まれるホームシック 燃える家族写真 門出? 買い物仲間 赤ちゃんと土砂降り雨 アルコールランプバリアアタック 娘と母 立場逆転 生まれてきた理由…
>>続きを読む大人論!
炎が象徴的によく使われてたのが印象に残った。
永遠の炎は人の全てを燃やしてしまうけれど、それは美しい思い出を照らす光にもなる。
途中であんまりにも内面描写に傾きすぎて置いてかれそうになった…