誰もが楽しめる作品だと思う。
シリアスとコメディの融合の社会派コメディでこれに勝るものがあるのか、
最後のスピーチはまさに見せ場。
魂を揺さぶられるにふさわしい。
一人二役の違和感のなさもすごい。
…
噂どおりの名作でした。
独裁者ヒンケルとユダヤ人の床屋、差別する側とされる側を同じ人物が演じることで差別の空虚さ、無意味さを暴き立てるというアイロニー。ちゃんとラストで伏線回収するし、きれいな構造…
『キッド』(1921)
『偽牧師』(1923)
『巴里の女性」(1923)
『黄金狂時代』(1925)
『サーカス』(1928)
『街の灯』(1931)
『モダン・タイムス』(1936)
『殺人狂時…
"命を張る"ということのバカバカしさ。
ラストの演説のシーンが有名なゆえに説教臭い映画という印象が強く残る人も少なくない。そもそも本作は公開当時ドイツの政権を握っていたヒトラーを批判するためにチャ…