噂どおりの名作でした。
独裁者ヒンケルとユダヤ人の床屋、差別する側とされる側を同じ人物が演じることで差別の空虚さ、無意味さを暴き立てるというアイロニー。ちゃんとラストで伏線回収するし、きれいな構造…
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「ソルジャーは誰?」
多くの人がスピーチの話をするでしょう
確かに素晴らしいスピーチでした
今もなお山積みになる人々の欲と悩みの明日への希望です
かつての独裁者はもういない
しかし新たな独裁者は生…
チャップリンの数ある名作のひとつであり、最大の問題作。
チャップリン演じる独裁者(もちろんヒトラーがモデル)とユダヤ人の床屋の一人二役。
ヒトラーが権威主義/全体主義を、床屋はヒューマニズムを象徴…
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感動の結末。まさにチャップリンが1940年の時代から現在の全世界に訴えかけているようだ。そして喜劇王チャップリンの珠玉の芸に唸らされつつ、当時の独裁者への強烈な風刺と茶化しを楽しめるのだ。それにして…
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