仏教でいう五欲とは、食欲・財欲・色欲・名誉欲・睡眠欲のことを指す。
でも2020年代に入り、SNSやAIが一気に普及した今の社会を見ていると、ここにもう一つ「承認欲求」を加えて六大欲求にしてもいいの…
イプセンの戯曲を原作とし、ほとんどが会話で進行する濃密な心理劇。
19世紀の閉塞を、クィア/ジェンダー視点で大胆に更新しており、題材としての意義は大きい一方で、かなり観る者を選ぶ難解さ。
ニア・…
ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセン が、19世紀に発表した戯曲『ヘッダ・ガーブレル』を、現代解釈で映画化した作品。女性の役割に囚われないフェミニズム的な視点や、主人公を黒人やクィアにへんこうする…
>>続きを読むしれっとアマプラで配信が始まったテッサ・トンプソン主演映画。
原作を知らずとも、かなり現代的にアップデートしたんだろうとわかるクィア・サスペンス。
自我が強く、支配されることを何よりも嫌がる主人公…
職場に何かと面倒で大変根性の悪い先輩がいて「でも顔がちょっとテッサトンプソンに似てるんだよね」と思ってやり過ごしているのだが、この映画のテッサがまさにそんな曲者だった。ドイツの大女優ニーナホスとの拗…
>>続きを読む救いと悪夢のあわい──水底に沈む愛の残響
導入
電話のベルが鳴った瞬間、彼女は救われたと思った。
だが、その声の冷たさが、彼女を再び深い闇へと引きずり込む
。華やかなパーティの裏側で、愛と虚栄が…
ヘッダ、普通に嫌いすぎる
でもヘッダたちをクィアにしたのは最高の変更だったと思う
女の話であると同時にクィアの話でもあるんだけど、なにせヘッダの性格の悪さが作品として楽しめる範疇を超えてて無理。t…
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