新東宝ヌーヴェルヴァーグの語が頭をよぎる。和製MJQごとき平岡精二の音楽が彩るラインシリーズ第4作で舞台はザギン、主役は吉田輝雄、三原葉子は女スリ師で彼女のファンとしてはマスト。野外ロケの良さが特に…
>>続きを読む最大の見せ場は、暗闇でも貫き通すような眼光の鋭さで観客を射抜く吉田輝夫でも、グラマー(死語)な凄腕女スリに扮して小悪魔的な魅力を発揮する三原葉子でも、男を翻弄する淫婦でありつつ秘めた清純さゆえに無残…
>>続きを読むラインシリーズの最後の作品だが、1年でここまで街が近代的になるものなんだ。他に比べて雰囲気もさっぱりしている。しかし裏通りのバーはまだ50年代のまま。シリーズの中ではこの作品の三原葉子が一番可愛くて…
>>続きを読む◎軽快なタッチが快感 吉田輝雄巻き込まれるの巻
1961年 新東宝 モノクロ 82分 シネマスコープ
*全体にややピンぼけ
大蔵貢社長が前年末に解任されてから公開された新東宝ライン・シリーズ。
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ラインシリーズの四作目。
面白い!ヴァンプ女優・三原葉子がチャーミング。
異常性愛路線以前の石井輝男監督作品というのも、私的には新鮮(これまでに、私が見てる石井輝男監督作品は、異常性愛路線以後が大…