若き黒澤明は勇猛な猛者が一人二人と集う連帯の躍動感を「生」として生命力豊かに捉えていた。そして『影武者』とこの作品、老境の巨匠の目に映るのは真逆の離散の寂寥感、人生の終わりを見据えた絶対の「死」であ…
>>続きを読む今まで観てきた黒澤映画は50〜60年代の白黒作品だったので、正直観る前は黒澤明のカラー映画に抵抗があった。しかも黒澤映画の顔とも言える三船敏郎と絶縁状態だったので。だけどやっぱり映像がすごい。どこで…
>>続きを読む今まで見た大河ドラマや戦争系映画より戦闘シーンの迫力がすごくてびっくり。勿論血とかは本物じゃないことはわかるけど騎馬戦の戦闘シーンとかリアルすぎる。全くもって撮影シーンが想像できない。側室の女性の自…
>>続きを読むNHKでちょうど『乱』と能の関係についてやっていたのもあり、ちゃんと観たいなと思っていたのもあり観た。
めっちゃ時間とお金と労力をかけられた映画なだけあって迫力が凄い。
細部まで緻密にこだわられて…
黒澤明の集大成にして最高到達点ではあったのだが、如何せんストーリーに新鮮味がなく、終盤での展開はテーマ性が強いが故に退屈で全体的にはつまらなかった。
しかしながら、本作は確実に大作映画ではあったの…