このレビューはネタバレを含みます
チェット・ベイカー(1929-1988)とは、ウエスト・コースト・ジャズ・シーンを代表するトランペット奏者、ヴォーカリストである。1954年に発売された『Chet Baker Sings』をはじめ…
>>続きを読むプレイボーイの無情な生涯
ジャズトランペッター、そして類稀なヴォーカルを持つチェット・ベイカーのドキュメンタリー。パッと見ではやんちゃなプレイボーイおじさんの輝かしい音楽群、そして華麗なる女性遍歴…
2025年劇場鑑賞168本目。
むちゃくちゃカッコいい、ドキュメンタリー、なんだけど、なんかもう存在が渋いし、クールそのもので、スタイリッシュな映画を観た感覚。ブルースウェバー、これまたクールなフォ…
何度かの結婚と離婚、ドラッグ常用、凄まじい生き様とは裏腹に優しい歌声とトランペットの音色が観ていて、聞いていて心地良かった
なにがそこまで魅力的なのだろうと思っていたけど、観進めるうちに彼から醸しだ…
チェット・ベイカーの最晩年を、ファッション写真家ブルース・ウェーバーならではの白黒映像で神話化しながらも、同時に壊れた人間としての実像を露わにしたドキュメント。美しく撮りすぎる危うさと、その美しさに…
>>続きを読むチェット・ベイカーといい、ジャニスといい、カリスマと言われるアーティストの私生活は複雑で、報われないことが多いよなあと思ってしまった。
だけれどチェット自身が、この撮影は楽しかった、楽しい以外にどん…
Chet Baker特有の、甘くて妖艶なサウンドの魅力は、彼の人生にあったようだ。
晩年の古木のような、彼のその風貌は
蘭奢待のようにただならぬムードを纏っている。
そしてbruce weberが撮…
昔の公開当時にも観たから再見となるが、やっぱり面白い。未だチェットのファンなんで再視聴しないとの選択肢はない。
映画の完成前に逝ってしまったんで、本人への遠慮は必要なくなり、そのダメ男ぶりはより際立…
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