ロング・グッドバイの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ロング・グッドバイ』に投稿された感想・評価

脚本はリー・ブラケット女史であると聞いて驚いた。

 リー女史は古くは「三つ数えろ」や「ハタリ」の脚本で知られている。僕は彼女の遺作となった「スターウォーズ 帝国の逆襲」で彼女を初めて知った。遺作当…

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3.5
ミステリーの謎解きとして謎を解いているとは思えないしストーリーも正直よくわからないし出てくる男の半分はDV野郎だけどインテリアはすごく好き。マーロウなにもしてなくない?
Shaw
4.8

嘘に塗れた世界、というよりは寧ろ誰も真実に興味を示さなくなった世界。全てフェイク。皆んなが冷淡。そんなに気にしてるの、お前だけだよ。最近AIだ何だとかで益々現実が遠くなっているような気がするが、そん…

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3.4
猫に餌買うシーン過ぎたら、何度も寝落ちした、、。ラストも、うーん。

訳もなく何度も見たくなる、スタイルやセリフを真似したくなるファッショナブルな映画。気取った小金持ち私立探偵の正義感ってなによと思うところもあるが、自由に生きて隠された真実があれば知りたいだけさと言わ…

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カッケー。Beware of Dogsからの去った住人を探す流れがunder the silverlakeで引かれている。もっとはやく観とくべきだった
3.5

くだらん冗談を叩いて周りに「は?」と言われてへらへらしているあの感じ、まさにフィリップマーロウ。マーロウの薄汚れた普段の生活の雰囲気もすごく良いし、うまく70年代に落とし込んでいると思った。が、やっ…

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純正の激渋ハードボイルド映画かと思いきや、結構な頻度で拍子抜けしてしまうようなシーンがあって笑えた

P.S.
若き日のシュワちゃん、デカ過ぎるだろ

深夜3時。腹を減らせた飼い猫に起こされた主人公。渋々深夜営業のスーパーに買い出しに出かける…このオープニングシークエンスが素晴らし過ぎる。

ハードボイルド小説の巨匠、レイモンド・チャンドラー原作「…

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カメラワークが非常に流動的で、これは主人公マーロウが終始翻弄されている故であろうが、70年代アメリカの不安定さにも通ずる。
役者を極端な寄りで撮るのも特徴的で、登場人物の内面を捉えてやろうという強い…

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