このレビューはネタバレを含みます
ワイラー監督作を7作観続け、失望が多かった中、2度目の鑑賞ですが初見より面白く感じた一作。
本作の持つ、とぼけたユーモア感覚は『ローマの休日』にも通じる職人監督ワイラーの本懐ではなかろうかと思えまし…
1880年代のテキサス。流れ者のハーデンは開拓民と牧場主とのもめ事を仲裁しようとするが。
印象的なシーン
・いきなり絞首刑 歯科医が葬儀も担う
・リリーに乾杯 ロイ・ビーンの専横
・髪の毛束の…
ロイ・ビーンが会ったことの無い女優リリーにぞっこんというネタで最後まで引っ張るとは思わなかった。
劇場での決闘で、ロイ・ビーンがもうダメだと倒れてゲーリー・クーパーが起こしにいったとき、負傷はロイの…
悪名高き暴君ロイ・ビーンを愛すべき悪役として演じたウォルター・ブレナン。自身の正義に反する者を排他する独裁者の顔と、女優リリーに恋する純朴な顔を抜群の演技力で演じ分けている。主役のゲーリー・クーパー…
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撮影のトーランドと音楽のニューマンと、ワイラー以外のオスカー常連組によって上質な画と音の世界が展開され、ワイラーならではの会話の妙やシークエンスの描き方には全くそつがない。
ただ作品としてイマイチ…
ウィリアム・ワイラー監督、ゲイリー・クーパー主演の西部劇。
1880年代テキサス。独善的な自称判事の営む酒場に、牛泥棒の容疑をかけられた流れ者が連れて来られる。
"I'm the governm…
主演「ゲーリー・クーパー」で監督は巨匠「ウィリアム・ワイラー」なので鑑賞。
ユーモアタッチで迫力のあるシーンもあり面白かったです。
クライマックスでトウモロコシ畑と家が燃え盛る中を疾走する馬と馬車の…
アカデミーはゲイリー・クーパーではなく、ウォルター・ブレナンに助演男優賞を与えたのも納得。
ロイ・ビーンと言う名はワイアット・アープやビリー・ザ・キッドほどではないが良く聞く。てっきり名判事かと思っ…
ウィリアム・ワイラーの西部劇。牛飼いvs新規入植者の農夫たち。牛飼いの親玉で自称判事を演じるウォルター・ブレナンがいい。ちゃんとした裁判もせず絞首刑を宣告しまくるザ・悪役なのになんか憎めない。そして…
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