乗合馬車の作品情報・感想・評価

「乗合馬車」に投稿された感想・評価

Mayashico

Mayashicoの感想・評価

4.0
目の前に柵があれば、犬だって人間だってちゃんと乗り越える。『捜索者』とか『イングロリアス・バスターズ』みたいに扉の外へと向かう人物を屋内から捉えたショットがあったり、一方ラストで開閉する扉を屋外から捉え、勝敗の行方が中々わからないっていう演出があったりと、アツい。そしてまじ大感動するラスト。買ったVHSが新品だったのウケた。
堊

堊の感想・評価

3.9
犬と猫の切り返しがあった。とにかく犬の演技がすごい。デジモンとかピカチュウみたいに主人公に徹底的に同調させておいて無法者たちにぶち殺されてしまのでかなりクる。全体的にジョジョの第一部一巻みたいな雰囲気がとてもよかった。ラスト、母親の顔を映したあとにちょっと引いて出口に座っているから立ち上がってどくところを差し込むのがシビレた。終盤の決闘シーンで10分近く無字幕になる。ほんとうに手に汗握る。これで監督25歳ってやばすぎるね。主人公の顔がユアン・マクレガーとイライジャ・ウッドを割ったようなイケメン顔で、これがリチャード・バーセルメスですね。覚えました。
日本で近い作品だと、血槍富士かな…。それの10倍エモい山場。山場までの筋運びがナチュラルかつ爆速で気持ちィィ❣
ド傑作!
バスター・キートンのようなおっちょこちょいな青年が、隣家を支配した三人のゴロつき(一人は巨漢)に兄を下半身不随にされ、復讐したくても手出しができないままでいるも、最終的にその三人をやっつける。

ただこれは復讐の映画ではなく、まだ未熟な青年が乗合馬車の御者という仕事をまかされて、その責任を全うできるのか・・・?という話なので、復讐シーンよりもズタボロになりながら馬車を走らせるシーンの方がエモい。っていうか泣く。

オープニングで主人公のデヴィッド君が旧約聖書のダビデvsゴリアテの絵本かなんか読んでて本作の話もそれを下敷きにしてるっぽい。

隣人の孫娘が靴履き替えるところを見ないように主人公が顔を帽子で覆ったり、三人組の長が撃たれた時に、その息子が現場にいないのにもかかわらず胸を押さえてなにか三位一体な感じを出したり、食事前のシーンでの三人組が全く祈りをしない描写したり、どれも細部が細かい。
バーセルメスと悪党の部屋での立ち回りが圧巻。
血まみれになりながら馬車を走らせるバーセルメスの勇姿には涙が出る。