北京的西瓜(ぺきんのすいか)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『北京的西瓜(ぺきんのすいか)』に投稿された感想・評価

WOODY
3.0
「大海啊 故乡」
お母さん そうよね
海は ふるさと
波の ゆりかご
ゆられてる
海よ 海よ
風に 抱かれて
わたしは いま
ここに います
海よ 海よ
海は お母さん
わたしは もう
だいじょうぶよ

中国人留学生と、お人好しの八百屋の交流。店が傾くまで援助の手を差し伸べる。それは出世払いのような形で返って来る。実話とはいえ、映画的面白さは弱い。大林の語り口が支え。嫌いな作品ではないが…。
松竹セ…

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3.3

千葉の八百屋と中国人留学生の交流の実話。映画は1989年5月〜7月に撮影と出て何だろう?と思うと、終盤37秒空白が入り、天安門事件が起きた1989年6月4日を足した秒数だとは。その後、北京の場面のは…

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Palak
3.5

たかが30年余りでここまで世界って変わるんだなと結構衝撃的だった。
そういえば中国って貧乏な発展途上国のイメージだったのか。
対して面白くない前半から、奇しくも天安門事件を通してメタ的要素の入った後…

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4.3

ただのメモ
89年。当時の中国の一年分の給与が約8万円、日本に留学する生活費用1ヶ月分に満たないとか。
主人公は中国人留学生と一緒にいるのが楽しかったと。本作では、彼は隣近所の日本人の仲間と飲んだり…

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大林宣彦監督作品。八百屋のお父さんと中国人留学生の交流を描いた作品。最初は中国人留学生の図々しさが目立ったり、途中からかなり不穏な空気になり、「PTAの推薦で、日中友好で製作されているのに、これで大…

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ちこ
3.0
野菜を買うお金がないなら留学しなければいいのにと思っちゃった
Karin
-

八百屋を訪れる人たちの騒がしさ、しつこく値引きを要求する中国人留学生、亭主関白な家庭での口喧嘩、そして天安門事件を表した(であろう)空白の37秒間
全てがリアルで まるで自分が経験したみたいな、だか…

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余熱
4.7

映像の奇抜さではなく人間の欲深さを狂気的に描いた大林監督の傑作。「人間がどこまで優しくなれるか?その怖さを描いた」と監督が語った通り。言葉の壁がある分やさしさが言語となって言葉を超えた強さを持つんだ…

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agata
3.9
ベンガルさん良かった。脇の方々のわちゃわちゃ感も。後半の大林節

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