スピード感と起伏に富みながら非常にじんわり来る。当時はごく普通であっただろう町の狭い路地をたくさん徘徊するのがいい。セットなのかな?
俯瞰ロングショットの風景に網模様がオーバーラップするシーン、直球…
1933年(昭和8年)、今から86年も前のモノクロ無声映画!そのストーリー運び、アクション、サスペンスに息を呑む。
カメラが饒舌で躍動感に溢れる。
思わず私のような素人でも柄にも無く、映画って何だろ…
やばすぎ。探偵モノみたいな追う/追われるやりとり、日本の狭い道が迷路のように見えてくるし、横移動が心地いい。オープニング遠方から車が走ってきて右にPANしたと思ったら、警官が現れ(カットを割り)横顔…
>>続きを読む中間字幕がかなり多くて見づらいが、それでも傑作と言える。
警察官が久しぶりに再会した高校時代の親友のことを強盗犯かと疑い尾行する話。
2人が昔話に花を咲かせながらお互い逆向きに寝そべり煙草を吸うシ…
特集/日本映画の未踏の頂 巨匠・内田吐夢のダイナミズム
沢登翠の活弁つき上映で鑑賞。字幕の台詞の量もたっぷりの2時間を語りきる技量はやはり、活動写真弁士のトップ。地の説明における、いまは使わない堅…
警察のPR映画とはいえ、こんなものを見せられたらちょっと正気ではいられないんじゃないか。元同級生のブルジョワ青年(中野英治)を銀行強盗の犯人ではないかと疑って付け回す警察官(小杉勇)の神経症的狂気が…
>>続きを読む御茶ノ水
張り込み捜査のシーン。いまのJR御茶ノ水駅の御茶ノ水橋のキワに小杉勇(たぶん。よく見えなかった)が立っており、順天堂大学側から小川町側向きに捉えている。駅舎越しにニコライ堂?が見え、カット…