「バーバー」とは床屋の意。
床屋が主人公のクライムサスペンス。
いつも虜にしていただいているコーエン兄弟の作品。
一人称の語り部に、モノクロ。舞台背景は1949年。
古典映画を彷彿とさせる映像セン…
寡黙な理容師エド・クレインが妻の不倫相手を脅迫するところから物語は始まる。
ちょっとした出来心がピタゴラスイッチのように連鎖し、悲劇が拡大していく。
満たされないながらも平穏な日常が、偶然と悪意によ…
ジャケットだけを見るとビリーボブソーントンがサイコな殺人鬼を演じるのかと思うけど内容は全然違った✂️💈
キャストはかなり豪華ですね。ソプラノズのガンドルフィーニや若い頃のスカーレットヨハンソンも出…
エドが一切関与していないような感じで進む前半と、関係ないこともエドのせいになってしまう後半という構成がすごく好きだった
ドライクリーニングの人が姿を消したのはエドを騙したからじゃなく撲殺されたから…
無口なのに心の中では常に喋り続けてる男が犯した罪。
モノクロの映像、淡々としたストーリー展開、物静かな音楽と全てがエドの感じる孤独を表していてとても良かった。
そこにいるのに、そこにいないかのように…
原題の"The man who was'nt there"が、作品の流れをよく表現していると思います。
自分のささいな行動を切っ掛けにバタフライエフェクトのように自分あずかり知らない所で周囲に大きな…