バーバーに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『バーバー』に投稿された感想・評価



メモ引用


この映画は、表面の犯罪スリラーとは裏腹に、実存主義的な絶望の物語です。エドのモノローグはカミュの『異邦人』を思わせ、人生の「不確定性」(弁護人の弁論で強調されるハイゼンベルクの原理…

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sodai
4.6

救いのない話なのに何故か不快にならない、むしろ心地いい映画だった。
テンポよく歯車が狂い、見事なまでに因果応報のしっぺ返しをくらう展開がコーエンらしくて好。
退廃的で無気力にも見えるような主人公がな…

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コーエン兄弟のサスペンス。先が読めない展開。裁判劇になるのには驚いた。ビリー・ボブが哀れな加害者。  シャンテシネにて
アオ
4.5
めちゃくちゃ面白かった。嘘と真実が、運命と偶然が、生と死が並列にある。
ストーリーとは全く関係の無い「この髪を泥の中に捨てる」っていう台詞、訳が分からなくて痺れた。好きすぎる。
面白かったっすね、語り口調もかっこよかった。

モノクロが綺麗だった。
チ
4.2
終始静かな語りで進む、人の人生を見てる感じで面白い!淡々としてるところが良い
KcanK
5.0
最高 グリーンマイル以来の電気椅子 天国で会いましょう そしてたくさんのことを話しましょう
yoko
4.2

モノクロは昔の時代背景、ノスタルジー、というよりは主人公の、虚無感、脱色した世界、ロリータのオマージュではなかろうか。(スカヨハがエロいからっていう意味ではなく笑)ピュアだと思っていた少女がある種俗…

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このレビューはネタバレを含みます

理髪店で勤める男にドライクリーニング事業の儲け話が舞い込んでくる話。

コーエン兄弟の全編モノクロ映画。

場面転換はかなりあるものの、個人的には会話劇として楽しめた。
相変わらず台詞のセンスが良く…

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コーエン兄弟の『バーバー』(The Man Who Wasn’t There)は、1949年のアメリカを舞台に、鬱屈した理髪師エド・クレインが偶然の犯罪をきっかけに不条理な運命へと巻き込まれていく物…

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