床屋のおじさんのたった一つの行動が彼や彼の周りの人たちの人生を誰も予測できない方へと流していくクライム作品。
ベートーベンのピアノの、体に染み渡るような静かな旋律が、この寡黙な男の人生を淡々と描く…
モノクロは昔の時代背景、ノスタルジー、というよりは主人公の、虚無感、脱色した世界、ロリータのオマージュではなかろうか。(スカヨハがエロいからっていう意味ではなく笑)ピュアだと思っていた少女がある種俗…
>>続きを読むもしかしたら『シリアスマン』より先にこちらを観ると良かったのかな。本作をもっと深めたのが『シリアスマン』かな。
運命に翻弄される男の話。能動的に動いている感じが弱く、静かに流されている感じ。
何…
理髪店で働く男が、新しいビジネスの資金を工面するため妻の不倫相手を恐喝するが…という作品でした。
ブラックユーモアが要所要所に差し込まれる、絶妙な味わいの悲劇。
あれよあれよという間に転がり落ちて…
当時映画館で鑑賞
コーエン兄弟にしては笑い少なめ
無口な理髪師エドの巻き込まれ的な不幸な人生をシニカルに描いたモノクロ作品
話さない代わりにほとんど喫煙してるエド
モノクロって煙草の煙が映えていい…