妖刀物語 花の吉原百人斬りの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『妖刀物語 花の吉原百人斬り』に投稿された感想・評価

門に残る花魁の手形と開かずの門
女郎は逃げ場はなく死んでいく

主人公が今でいう弱者男性であり無敵の人で(この言い回しは好気ではないけれど)笑えないし、泣けない
imapon
3.8

内田吐夢監督作品で時代風俗考証信頼できるとした上で吉原の事、いろいろ勉強になる。
映画セットが素晴らしい。

捨て子だったが今は絹の大旦那、次郎左衛門・片岡千恵蔵。人柄も良く使用人に慕われていたが生…

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宫痲
5.0
ラストの惨劇に至ってシュトロハイム「愚なる妻」のギトついた画面を軽く凌駕していた。オールタイム・ベスト。
4.0

内田吐夢監督は謎が多すぎる人である、一緒に仕事をした脚本家鈴木尚之氏が評伝はあるものの監督自身があまり過去を語ろうとしなかったためそこでも人生の全貌ははっきりとしていない。謎の小学校中退(戦前の小学…

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てっきり不幸な容貌の男と出自の卑しい女が寄り添いつつ破局に向かう「浪花の恋の物語」的な悲恋物と思ったら、遊女に入れ揚げたオッサンの暴走劇 前作では観察者に留まった千恵蔵が、当事者となって大立回り
水…

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素晴らしいクレーン撮影と豪華なセット。これまであまり東映作品は好んで見てはこなかったのだが、その凄さに圧倒された。
監督の名前を知らなかろうと、主演俳優が誰か聞かされていなくても、タイトルを見ただけ…

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ネタバレを恐れる感情などとは真逆の体験。全てはタイトルによって語られており、観客は妖刀による吉原での殺陣を期待しながら観ていくことになる。そしてそれに見事に応えるラスト。

当日は蓮實重彦さん舞台挨…

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flyone
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『妖刀物語 花の吉原百人斬り』が紛れもない傑作、というより、そのような言葉には到底おさまらない作品としてわれわれの瞳を刺激する、映画の懐の深さというか豊かさを思わずにはおれない。
たとえば冒頭すぐの…

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 シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。なにもかもスペクタキュラーで、特にクレーンの撮影が決まりまくる。当時の東映スタジオの力を実感するし、水谷八重子の爬虫類系の容姿が活きていて素晴らしい。三島雅夫と沢村貞子…

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ラストの立ち回りの歌舞伎、門の十字架、木の上から桜が降っていて嘘つけ。
ハスミン心配だピヨよう😭

蓮實重彦トーク

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