生の証明の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『生の証明』に投稿された感想・評価

傷病兵が、療養を兼ねて、島の弾薬貯蔵庫の警備につけたのは上官の思いやりがあったからだ。だが、何も起きない。退屈な日々。そして自分が送還されることを知り、狂気が抑えられなくなり、弾薬庫からロケット花火…

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まる
4.1
だからヘルツォークこんな感じなのねっていうのが理解しやすい作品。よかった

No.3505

ヘルツォークの長編デビュー作。

得体のしれない不気味さ、怖さがよい。

もう、この最初期作からして、のちのクラウス・キンスキーのような「狂っちゃう」キャラクターが出てて、

やっ…

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こ
-

モノクロで、説明的なナレーションが長く、一つ一つのシーンをかっちりとっているので、静的だった。モノクロではあったけど何故か色味が伝わってきて、少し粗い黄色やオレンジを頭が勝手に補っていたところがある…

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文明の中に定住することがテーマ?
風車を見て狂ったのは、風を受けて同じところでクルクル回ってるのに自分を見たため。安定してるかもしれないが、「壁の中は気づまり」する。羽をもがれたハエと同じ。あるいは…

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やることがないから虫を取り、ピアノを弾き、ただベッドで眠る。普通に生活しているときに上がらなかった花火が、シュトロツェクの発狂以後は幻想的に爆発する。ヘルツォークは明らかに狂人側に肩入れし、彼を祝福…

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うとうとしてて気付いたら主人公が気違いになってたので脈絡わからんけども、後々の小人の饗宴やらキンスキーものに鑑みて、狂気と看做されようが帝国主義的傾きがあろうが闘うことに生の充溢を見出だすヘルツォー…

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Lemon
3.5
唄う少女、ショパン、風車、花火、遠写しのドタバタ。ヘルツォーク節
mare
3.5

長編第一作ということでドキュメンタリー色が強いが、この頃からすでに狂気というテーマはヘルツォークの中で通底したものとして昇華されている。何も起こらないと見せかけて人間性が徐々に炙られていくように突然…

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Shoty
4.0

こーの顔!
怪我から回復した三人の兵士とその1人の妻がギリシャのなんにも起こらない要塞を守る仕事に就かされる。
後半この男が “なんだこの…このこれはうがああぁ!”つって急にキレ始めるまでは ゴキブ…

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