原田芳雄に比べると、松田優作は亜流の存在
色々時代背景が透けて見える今観ればガチホモ(ソーシャル)映画で、友情を交わす場面とか気恥ずかしいが、特筆すべきは佐藤蛾次郎! 源公をイメージしてたら作中一の…
古い任侠道が、
時がたつにつれ時代遅れとなっていく中、
やるせない思いを爆発させる若いヤクザと若者たちの物語。
大阪の淡野組が、
合法組織に衣替えするために組を解散する。
なじめない哲(原田…
任侠ものから実録ものに至るまでのやくざ映画過渡期のなんともいえない不思議な味わい。なんだかんだ任侠ものの型を拝借してるのだが中身は若々しい。とはいえやはり任侠ものらしく暴力団をそれなりに美化してるき…
>>続きを読むヤクザの組が解散し、一匹狼となった原田芳雄はある街に流れ着く。そこで佐藤蛾次郎に出会い、くすぶり続けているパッションは行き場を求めて、街の人々を苦しめる企業への暴力として発露するが、警察・企業・もは…
>>続きを読む日活ニューアクションの金字塔としての存在感は半世紀たつとさすがに色合いが褪せているのは否めないけれど、後の大スターやバイプレーヤーたちによるギラギラした演技と暴れっぷりを見ているだけで楽しめる。そし…
>>続きを読むヤクザの終焉。
Gジャンに長髪の原田芳雄。
バイクを乗り回し歌を歌う佐藤蛾次郎。
若く綺麗な冨士眞奈美。
とっぽい地井武男。
そして眼光鋭き藤竜也、梶芽衣子。
この顔ぶれ。往年のスターの勇姿を今…
東映任侠路線とは明らかに異質な日活ヤクザアウトロー映画。青春路線のような佐藤蛾次郎の歌まで入る異色ぶり、ひと昔前なら渡哲也、小林旭の“渡り鳥シリーズ、マイトガイシリーズ”に近い路線だが日活初主演の原…
>>続きを読む寅さんが恋した御前様の娘の冬子(光本幸子)といい、本作品の前に観た新宿アウトローにも出てた梶芽衣子といい、所謂“魔性の女”ってのはこういう方々のことを指すんだろうなぁ。得も言われぬ妖艶な魅力。こうい…
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