60年代日本アングラ映画の傑作とされる”シュール・ドキュメンタリー”。前衛映画監督・金井勝(当時32歳)の第一作目。1970年ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ受賞。
日出国(ひでくに)は…
金井勝の第1作。畸型映画と称する本作は、共同脚本の山崎佑次の見たで、夢に基づく。「尼さんに虐められ、螺旋階段を昇らせられる」というもの。
美しい尼僧、奇形児の群れ、ラストの国会議事堂へのり込み。「ぐ…
ジェームズ・ブラウンで踊り出しちゃう日本人に対する怒りと不安。暗くて寒々しい景色、金井勝は怖がっているのか。本作を踏まえると『GOOD-BYE』のラストで葛藤を乗り越えられたようなので本当に良かった…
>>続きを読む被爆者である日出国という戦後日本の象徴としての少年が、修道女(アメリカであり、戦後民主主義の象徴)の傀儡として育てられ、『GOOD-BYE』で舞台となる韓国の人間が戦時下の日本人差別を批判する語りが…
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