いきなり核爆発の映像から様々な昆虫のドアップという強烈なインパクトのオープニング。
虫嫌いな人はなかなかキツイと思う1960年代の昆虫パニック映画。
どうでもいいけどこの時代のこういう映画って謎に…
タイトルで完全に騙された。妖怪大戦争の昆虫版かな?ムシキング?とおもったら戦後20年、人間のエゴとエゴが混ざり合う社会派サスペンス!
戦争の爪痕や原水爆の恐怖、恐ろしさを伝えた怪作!刺されたら頭が…
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ある日、ベトナムへ向かうアメリカ軍の戦闘機が大量の昆虫軍団に襲われてとある島に墜落してしまった。
実はこの島では狂った女性生物学者アナベルによって人間を狂わせる猛毒を持った昆虫が生み出されていたのだ…
いいネタを仕込んだと思うが映画の出来はさっぱりだ。
見ようによっては映画狂いの高校生にまとまった金を渡して彼らの力ずくを信じて撮らせてみたよな感じで、大ネタ、小ネタの整理が付かずに自滅したという…
このレビューはネタバレを含みます
昆虫の大戦争ではなく、昆虫と大戦争。
タイトルから怪獣パニックものかと思いきや実寸の昆虫しか出て来ず、ドラマベースだった。
反戦、冷戦批判が明確に主張されてるのも時代を感じる。
お笑いで小馬鹿にした…
このレビューはネタバレを含みます
ネトフリのジャケ(目玉に蜂が這ってるやつ)の印象で、どっちかって言うとゴケミドロ系のキッチュなカルトホラーかと思って見てみたら、全然違う。割としっかり反戦映画だった。
松竹映画っぽい愛憎劇も交えつ…
飛行機の特撮シーンは流石にちゃちだけど、虫が集団でうごめくところは鳥肌が立ちました(-。-;
この時代の作品として考えると力作ではないでしょうか。
水爆を簡単に爆発させるって発想、すごいけどありえ…
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