昆虫大戦争の作品情報・感想・評価

「昆虫大戦争」に投稿された感想・評価

歴史を勉強した天才中学生が考えたようなテンプレ要素盛り込み型終末SF。
みうらじゅんがコラム書いてそうな映画だなって思ったら本当に書いてて笑った。
nori007

nori007の感想・評価

2.0
タイトルから想像するに、虫の大群が人類を襲うんではとか巨大化した虫が超絶バトルを繰り広げるのでは!などと想像するんだがそんなことはまったく起らない。昆虫は大戦争などおこさずひたすら人間ドラマだけの物語。これって誇大タイトルだよな~。まあぶっちゃけつまらん。

時代はまだ戦争の記憶が残っている時代。ナチスによるユダヤ人大虐殺が要因となっていたり、東西冷戦真っ只中なので西側と東側の対立構造も描かれている。

まあ、そんなことよりも人間同士の関係性が気になる。ヒロインは知り合いに強姦されそうになるし、男もぶっきらぼう。やたらと使用頻度が高いのは、キチガイ、発狂、狂ってるなどのセリフはかなり日常的に使われてる感もある。現代の目で見ると問題発言連発なのだが逆に今の男たちはいい感じに飼いならされてしまって野生を忘れてしまったかのようだ。
僕はどうも思想強い系の悲観的な特撮映画が好きらしい。

東宝特撮が単なる「反核」一辺倒だったのを、当時としてはタイムリーな観点で反戦的な脚本が描かれてるのも良い。

カメラワークとか人の撮り方とかが案外丁寧なので、全く退屈しない。
夢野猫

夢野猫の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

松竹映画SF路線?のトンデモ映画。
反戦意識に自然破壊、原水爆、生物兵器。扱っているネタは今でも通用する物だし、ストーリー的にもそんなに悪くは無いのだが、アレやコレやと盛り込み過ぎて消化不良気味な感じ。結局ラストは『吸血鬼ゴケミドロ』と同じく終末思想的な終わり方。この時代この手の作品が、ブームだったのかな。

この時代は大抵、核兵器と冷戦を切り口にしている。

コンテンツはそれ自体を楽しむことと、それに付随するメッセージを読み取ることの2つの楽しみ方により、受け手に快を与えるわけであるが、

うーん、なんでもないっす。
Ryo

Ryoの感想・評価

1.3
なんだこの○○映画

面白い過ぎて最後まで見れなかった!!!
hoshika

hoshikaの感想・評価

-
バイオテロだ、、
ラスト数分、今までの全てが木っ端微塵すぎる笑。

2016.10.9
キノコ雲エンド…。

拷問シーンで、蚊帳が天井からするする降りてきたのには笑った。
松竹の破滅的パニックSF。ゴケミドロに続く一連のシリーズだね。
とにかくベトナム戦争時の悲壮感がまんま映画に現れてる。核爆弾を積んだベトナムに向かう飛行機が日本のどこかの島に落ちての話なんだけど、この飛行機が劇中では確かアメリカと言ってないんだよね。
後半から「東側のスパイ」も出てくるけど、ソ連ともなんとも言わない。ベトナム戦争を謳っててもその辺はボカしてるんだよね。

そして飛行機の墜落の原因も、その後の展開も昆虫によって引き起こされる。基本は蜂なんだけどね。
しかしゴジラにつづく一連のシリーズのような「放射能により巨大化・凶暴化した生物が人類に牙をむく」展開じゃないんだよね。
「核兵器等で地球に害をなす人間に昆虫が自らの意思で反旗を翻す」んだよね。
これは他にない設定だなぁ。

結構外人さんの俳優をキャスティングしててしかもセリフは吹き替えなんだな。良いよなぁ。
ナチスに凌辱されたというパツキンさんが人類への復讐の為に毒虫を繁殖したりする。しかしナチスの設定はちょっと時代的に無理ないか?

結局、核爆弾も爆発して島が犠牲になる。この時代ならではの嫌世的なラスト。他の時代なら最悪の事態はさけて希望を残すのに。

途中、虫嫌いにとってはキツイ描写もあるけど、ヒッチコックの「鳥」みたいな雰囲気もあり危機感溢れる感じ。
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