傑作。男が池に石を放ると魔法の様に女が水面に現れてくる場面の美しさ(その後の上方向へのパン!)。列車の窓から黒い手袋をした手が伸び、女から受け取った花束をぐいと握る情動的ショット。クレールの映画のよ…
>>続きを読む冒頭の水面、車窓から花束を受け取る顔を見せないショット、タクシーの乗車賃で揉めるのを見物する野次馬たちを縦横に見渡すカメラ、干し草祭りの祝祭感、立ち並ぶ十字架の中をゆっくり移動するショット、犬のスー…
>>続きを読む戦争と母性
開幕から息子を見る母親の目の表情が只事ではない
正面の切り返しのショット
列車で送り出される側・花束を受け取った側の表情を映さない画面構成
フランスでの多幸感からの回想シーンで見ていな…
寡婦ハンナは一人息子ジムと農業を営む。ジムは幼なじみのメアリーと結婚したいがハンナは許さず入隊させてしまう。ジョン・フォード作品。
lemmon様のレビューを見て鑑賞。
印象的なシーン
・メアリ…
アマプラ。花束のところ×2は一生忘れん。チンケな感想を言うとジョン・フォードって結局面白い映画を一番撮ってる人じゃんと思った。母親達の集団旅行から、息子夫婦の分身に出会ったりとか結構アップダウン激し…
>>続きを読むカメラを正面から見つめたショットに真実が宿る。序盤が特にいい。干し草祭りの多幸感も素晴らしい。母がジムとメアリーの汽車の場面を想像して懺悔したように受け取れるが、彼女はそれを実際には観ていないはずだ…
>>続きを読むジョン・フォードの代表作のひとつだと思う。いわゆる「毒親」な母の愚かなる数々の言動と、その苛烈さに比べあまりにあっさりしている改心ぶりが腑に落ちない人も多いとは思うが私はかなり感動した。なんというか…
>>続きを読む