久しぶりに見直した。
素直な感想は虚無というか寒々しさというか、むなしさというか。
工藤は何も成し遂げられないままこの世を去った。人生で楽しいこととか夢とか希望とかそういうものはあったのだろうか。
…
森田芳光監督らしいゆるゆるな主役三人の交流劇からのラストの反転にビックリさせられる一作、でも前半の緩い時間のなかにも突発的な暴力演出が随所に顔を出していて予感はあった。でも他のレビューでも語られてい…
>>続きを読む避暑地に来たおそらく殺し屋の男と、彼を世話する中年男の話。
そこに(スーパー)コンパニオンの女性が途中から入ってくる。
沢田研二さん30代半ば、杉浦直樹さん50代前半、樋口可南子さん20代半ば。
こ…
これほどまでに細部がぼかされ、目的もわからぬままにとある指令だけ受け続けるというストーリーだから面食らった。謎めいた雰囲気とほのかに漂うエロス、そして死の予感が常に纏わりついてくるような静けさからし…
>>続きを読む昔の映画だから…というのもあるけど意味がありそうで意味のないシーンが多かったな。
伏線がありそうで全くないので正直拍子抜けしてしまった。
暗殺をするにしても体を鍛えるばかりで、計画を考えないとか、今…
30分くらいまではマジで好きだった。特に10分目あたりまでは本当に文句のつけようがないほどに素晴らしい。鈴木清順のような独特の静けさと不気味さ。特に食事シーンのキモさが良かった。
全体を通して、撮り…
声がちいせぇ!Coolを"すずしい"と訳して、そんな映画にしようとしてのことかもしれないが、それにしてもなにを言っているのか聞き取れない。それだったらすずしさと空虚さに徹して、奇を衒った新興宗教描写…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
来る日に向け、生活の管理全てを任せ自身は鍛錬を繰り返し(それはしばしば的外れな鍛錬だが)、女に目もくれず、覚悟と信念を持って一意専心、なんのこっちゃない、彼はただの囮、当て馬だった、あっけなかった。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
食事シーンが良かったなぁ。レストランで食事をしているときに屋上で喧嘩をしている二人がいて、それにノータッチだったり、胡桃の殻を割れる強靭な顎で手首を噛みちぎって自殺をしたりするのは最高にショッキング…
>>続きを読む