ときめきに死すの作品情報・感想・評価

「ときめきに死す」に投稿された感想・評価

森田芳光の形而上的な表現が奇跡的に題材とマッチしている、好き。
ねぎお

ねぎおの感想・評価

3.9
ジュリー・・・って言っちゃうとおっさん??
いや通じちゃう??
ジュリーって日本で言うと、それって沢田研二さんのこと言うんですけど・・えっ?「沢田研二って誰?」だって?・・うぅ。
タイガース(阪神じゃありません、念のため)時代から日本の芸能をリードした、ある意味日本のデヴィット・ボウイみたいな人ですかね。

で、この映画を支えるのは彼、ジュリーの存在感ですよねー。
なんか車運転出来なかったり、いきなりフルーツ食べたり、急に「殺すぞ」って言ってみたり、その《異常さ》は沢田研二さんしか出せません!
また魔性っぷり全開の若き樋口可南子さん!
妙なところで岸部一徳さんって言うのもね、笑っちゃいました!

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そもそもこれ森田芳光さんの監督作品。
若くしてお亡くなりになりましたけど日本映画にこの人ありという監督さん。好きなのはこの作品と「それから」と「家族ゲーム」で、それ以外は実はあんまり・・・。

森田さんは実は日本映画の歴史で言うと断絶していると思っていて、黒澤さんや小津さんや溝口さんやの流れというかその土壌の上にはいない人だと思います。だから2020年現在の日本映画界の状況がなんか連続した中にいないのは、実はこの頃、良くも悪くもテレビ的な角川映画の存在が大きかったのではないかという気にもなるんですけどね。
その角川映画と共にあったのは森田さん。

この作品は面白いですよ!
どうやらジュリーは暗殺者。「で、あれってなんだったの?」みたいな人やらたくさんいます!笑
でも今観ても(それなりに)面白い!
とりわけ後半の、杉浦さんと樋口さんとジュリーが乗った車の周囲360度をカメラがグルリと回ってくる撮影!!サム・メンデスもびっくり!ヒッチコックも羨ましがる画ですよね。
CGなんてないんだもん。
なんらかの仕組みを作って撮っている。
森田さんも自分のスタッフを称賛していたのでね、アナログなやり方。
映り込みやいろいろ考えると、車の屋根部分に軸を置いて200kgくらい乗ってくるりと回っても大丈夫な装置。プロペラのようなイメージで、回るものの下部はボンネットすれすれにぶつからない高さ。・・とか?
ジュリーの横通る時にカメラの上のライトの反射が映り込んでいる。太陽はその後正面から差し込んでいる(偶然らしい)のでね。
カメラがずっと避けているのは屋根の上だから、そこに仕掛けがあるんだろうなあ。
いずれにしろすっごいなあ!

あとは初めて3人で食事してる画の、なんて奇怪な切り返し。窓の向こうの屋上にはずっと殴り合いする人たちがいて、手前には意図的に位置を変えている三人。三人の関係性は変わらずにただ、窓に対しての位置を180度回している・・・なんで??笑

そしてね、杉浦さん、さっきは右ハンドルだったのに、なぜか左ハンドルの描写。「えっ?」っと思っていると、車のナンバーが表裏逆転している!!??
何故か部分的に映像を反転させてます。

まあ一言で言えばシュール。

あっそうだ!
森田さんって「椿三十郎」のリメイク撮っていますが、三十郎以来初です!あの人体の不思議!!!笑
ntkseng

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3.5
ほんとうに意味が分からなかったので、ただひたすらああジュリーだ、、という.. 緑のハートがポップでかわいい 最後はちょっとよかった
ひろ

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いろんな緊張とか不安とか肉欲とかがぎこちなく描かれているのに、あのラストシーンにはぽかーんとなる(いい意味で)
Channel190

Channel190の感想・評価

3.0
色んな仕掛けがお遊びっぽく見えてしまう

とは言え松田優作辺りだったら全く違う映画になっちゃうんだろうな
NORA

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4.4
あらかじめ予定された破壊に向かって突き進む男と、彼に感情移入していく周囲の人びとを静謐かつ淡々としたタッチで描く。和製ハードボイルドとして出色の出来であり、可能ならば一切の前情報なしに鑑賞したほうが、より楽しめる。本作をもって森田芳光の最高傑作とする批評家も少なくないが、それも頷ける出来である。
ROY

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4.8
涼しいジュリー

原作は丸山健二の同名小説。森田節強め。

1人のテロリストがある宗教家の暗殺に失敗するまでを男2人、女1人の共同生活を軸に描いた作品。

塩村修の音楽もいい感じ

「ビッチ、サイレント!」

グリーンダカラ

歯の強さをそこで!
カスゴ

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2.0
最近見たせいか、既視感のある斬新さ狙いや時代の古さが気になりすぎてしまった。残念。
青山

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3.4

とある組織の命を受けてとあるお屋敷で共同生活をするジュリーとおじさん。そこにえっちなお姉さんがやってくるって言うよく分かんないお話でした。


ジュリーがね、なんかテロリストみたいな感じで、組織の人間を暗殺するために潜伏してるみたいな。
で、結構の日までの夏休みみたいな生活をするんですね。おじさんと一緒に海に行ったりなんかして。おじさんは結構俗っぽくていろいろ話しかけたり女を抱いたりするけどジュリーは何に対しても無関心な感じ。それでいて奥底には熱いものを持っていそうなんだけど......っていう。そして仄かに漂うBL感......。
結局お話の全貌がはっきりしないところが不思議なハラハラ感を生みつつもタラッとした消化試合みたいな雰囲気もあって不思議と印象に残る映画でした。
ラストはたしかに衝撃なんだけど、これが青さというものなのかな。青春は苦いけど、青春を喪うのは苦くすらない無味。あの頃の謎の熱量が今はもうなくなってしまったので悲しいです。
ラスト凄過ぎる!
予想できない映画の一つだわ 笑笑
内容がというより演出が予想不能!
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