愛と平成の色男の作品情報・感想・評価

「愛と平成の色男」に投稿された感想・評価

d3

d3の感想・評価

3.3
映画はタイムマシンだ。いまでは考えられないような日本を見せてくれる。現在50代60代のかたが若者だったとき、このような価値観があったのだろうか。
タイトルに釣られ、多数の女性と遊ぶプレイボーイの動向に気を取られがちだが、実際に描かれているのは自分の信念に則って行動する、芯の強い女性たちの姿である。
いまはなくなった文化、二本立て映画の二本目として製作されたという背景も興味深い。力を入れずに鑑賞する、消費するための映画を製作できる体力があった頃の物語である。 
katoyu

katoyuの感想・評価

4.4
自分よりちょっと上のバブル話。面白かったっす!こういう映画、リアルタイムで観てないんだよね、なんか自意識高くて、勝手に先入観としてチープな印象をもってましたね。あと、当時大学2年生だった身としては、洋画ばっか観てたなぁ。そして、ビデオ屋のバイトでちょうどヌーベルバーグ作品とかにかぶれ始めた頃(まぁ、いまだに被れてますが)だったんで、こういうトレンディドラマっぽいのは避けてましたね。改めて観ると、コメディとしてセンス良く、ポップな映画!石田純一はもちろん、鈴木保奈美が最高のコメディエンヌとして登場!同世代の財前直見、武田久美子、鈴木京香と、みんないい感じでした!いい時代だよね。
蒼空

蒼空の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1989年にこのセンスの森田監督

当時、真面目な夢みがちの恋愛映画と思い観に行って落とし所が分からず、笑えない人も多かったかもしれない。

平成の「無責任男シリーズ」だと思う。

アルトサックスも吹くけどホラも吹く
昼間は歯医者の不良中年

無責任男=植木等/クレージーキャッツといえば、ジャズ
石田純一がサックス吹くのは必然
セリフは村上春樹や片岡義雄のパロディ
コンビニに走って買いに行くシーンの音楽は太陽に吠えろオマージュ
石田純一32歳の軽さと色男が最高潮で
ニヤニヤ ゲラゲラ笑ってしまう。
白いスーツ似合いますなあ。
小物もいちいちおかしい。

ここまで気取った男を爽やかに出来るのは
元々の素質
とにかくいちいちセリフが平成すぎる。
これを作為的に書いてる森田監督 さすが。

財前直美
鈴木保奈美
鈴木京香

今も活躍する美人女優が綺麗

武田久美子のゴージャスさは最高


「サックスを思い切りできる場所に行きたい」
「セックスを?!」
まるでスネークマンショー
久保京子おもろ




独特の間合いにさえなれれば、
文句なし

しかし、80年代終わり
昭和の終わりから平成
ディスコなんかなんで流行ったのだろう。
昼は歯科医、夜はサックスプレイヤーなプレイボーイを描いたコメディ作品。
平成に突入して間もなくに製作された本作ですが、バブルのイケイケな作品というわけでもなく浮き世離れした石田純一演じる主人公・長嶋の異質さが見どころです。
付き合っている女性に結婚を迫られるとあの手この手ではぐらかそうとする様子がストーリーの軸となっていますが、主人公のゴールが見えないので、暇を持て余したやばい奴にしか見えませんw
当時の歯科医はアフター5は遊び呆けてたかもしれないが、今は歯医者は増えすぎて客の取り合いになっていて8時くらいなら平気で開けてるところも多いからそうもいかんだろうなぁ。
MrSauce

MrSauceの感想・評価

3.6
録画したまま見てなかったのだが、家で仕事でもしながら流そうと思ったら、ついつい見入ってしまった。
石田純一、財前直美、鈴木保奈美とトレンディドラマな俳優さんたちが、それらしい芝居を繰り広げるのだが、やはり画が映画!序盤からハッとするカットが続くのよ!

昼は歯医者、夜はサックスプレイヤーというモテ男が、遊びながら結婚から逃げ回るという、ただただ空虚なストーリーで、人を殺さない"アメリカンサイコ"みたいなもんかとも思えるが、アメリカンサイコにはある「空虚さ」への批評がゼロな分、今作の方がサイコ味は強いのかなとか。

鈴木京香の変わらなさ、武田久美子の妖艶さ、そして今は亡き桂三木助のボンボン感など見所も多く、終わってみれば、森田芳光作品らしい落語のような可笑しみも漂う、ある種のカルト作。
同監督の「それから」(傑作!)と並んで、今後、評価が高まるような気さえした、心にひっかかる作品。機会があれば見て欲しい、そしてため息を。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.5
2017年12月29日、神保町シアター【私をバブルに連れてって】特集にて鑑賞。

「こんなにトビ抜けて面白い娯楽作はなかなか無い!」と思わせられるバブル時代のコメディ映画の傑作!
森田芳光監督作品。

物語は、長島というモテモテ男(石田純一)を中心に、次々とバブリー女性たちとの恋愛を描いたもの。

冒頭、長島の留守電が鳴って留守録メッセージが流れる「お電話どうもありがとう。君が必要としてくれる時に居なくてごめんなさい…」などという「よくまぁ、こんな着信メッセージを吹き込むものだ」(笑)

長島は歯科医であり妹ルリ子(鈴木保奈美)を助手にしており、夜は「歯医者には救急車は来ないからなぁ」と言って、夜の街に繰り出しては、次々と女性と恋愛関係になる。

また、長島の乗っている車が白いジャガー、夜クラブではサックスを吹いている。

長島は妹に「僕は不眠症だ。僕を元気にしてくれて、寝かしてくれる彼女に会いたい!」というナンセンスなセリフ(笑)

ディスコで歯の治療の話をしている女性たちに甘い言葉をかけて、歯医者の名刺を配った長島の医院に女性がやってくるが、女性も女性で「差し歯を選んでいると、先生と指輪を選んでいるみたい…」などと、これまた軽いノリ。

以下、浮いたセリフを思い出せる範囲で抜粋すると、

◆(長島が女性に)「今晩のサックスの演奏は、君の瞳がコード進行だった」(笑)

◆(長島が女性に)「思いっ切りサックスのできるところへ行こう!」→(女性)「今、セックスはできないわ。あっ、聞き間違えて、ごめんなさい」

◆(長島が女性(鈴木京香)に)「僕、コンビニで買い物してくるよ。君の部屋に一人で帰って来る雰囲気を味わいたいからね」→よくまぁ、こんなこと言えるものである(爆)

その他、クラブで会った綺麗な女性(武田久美子)が婦人警官だったりするのだが、その武田久美子と石田純一がプール付きの部屋で過ごす場面が凄くて、武田久美子は「超ハイレグ」である。これ見所。

こんな風なやりとりが全編に亘って繰り広げられて、憶えきれないぐらいの爆笑ネタだらけであった。

こんなに楽しい娯楽作が未DVD化というのは勿体ない気がする。(VHSはあるが)

久しぶりに、映画館で観客みんなで笑った映画で、気分がイイ🙆👍
歯科医でサックス奏者で外車を乗り回す石田純一(キモっ)がモテまくりなうえ「ヤレヤレ」的なキモいポエムを吐きまくる虚無映画。フェミニストの感想を聞きたい映画ナンバーワンである。

サックスに対する情熱は1ミリもなく、虚無もここまで来ると褒めざるを得ない。
逆に凄いってヤツである。
ただし100分通して徹頭徹尾虚無を貫き通すので途中で飽きてくる。

それはそうと、この価値観、当時はガチでカッコイイものだったのか、それとも一周まわってメタ的にギャグとして冷笑する、というのをやりたいのか、本気でわかんないのだが前者の方だとしたら逆にすごい。

仙元誠三のカメラだけが1級品なぶん、逆に浮いてしまっている。カメラが仙元誠三じゃない方が良い映画なんて本作くらいではないか?
今となってはとても信じられない世界一の経済大国だった頃の日本のバブル感を象徴するかのようなトレンディー俳優・石田純一の主演映画。

作品全体が醸し出す軽薄かつ空虚な世界観と彼の資質が絶妙にマッチしていた。

モテモテの石田純一が女性との別れ際にサックスを演奏するキザ過ぎるシーンには笑った。

「東京ラブストーリー」で爆発的な人気を得る手前の鈴木保奈美やデビュー仕立ての鈴木京香も出演。

調子こいてた時代の調子こいてる連中が登場するにも関わらず嫌味ったらしさはなく、森田芳光らしく落語的なひたすらに軽い不思議なおかしみがあって好みの作品だった。
na

naの感想・評価

2.0
デジャブみたいに似たようなシーン繰り返してた気がするぞ………
うさ

うさの感想・評価

3.7
主人公(石田純一)がモテるだけのストーリー。

一般人が言ったら「なんだコイツ」と思われる程のキザな台詞が連発(笑)

それでも許せるのは、演じてるのが石田純一(メチャ若い!)だからであろうか。

女性が車で立ち去る時に、サックス演奏しているのはおもろかった🎷

森田芳光監督の作品なんですね。
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