ある愛の風景のネタバレレビュー・内容・結末

リメイク版の「マイ・ブラザー」を先に観ています。こちらは画面の縁が暗くてドキュメンタリータッチな映像。

兄弟格差、カインコンプレックスについては「エデンの東」「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせる…

リメイク版を先に観た。原題はどちらも「兄弟」という意味です。
リメイク版はタイトルと内容が不一致で良作ではあるもののなんか落ち着かなくてモヤモヤしたけど、こっちは兄弟の話になっていたと思います。そこ…

マイ・ブラザーのオリジナル版ということで内容はほぼ同じだったけど、マイ・ブラザーはどちらかというと弟がメインだったのに対してこちらは兄メインにストーリーが進行して行くので、より重くツラいものになって…

とにかくルックが謎。
民主主義の名の下に2001年から14年間アフガニスタンに派兵を続けたデンマーク国際奉献への問題提起。
生か死か、その極限状況にあたってアニマルにならざるを得なかった男が、再び社…

• #ドラマ

観てて辛い。
戦争で捕虜になり壮絶な体験を強いられながらも美しい奥さんと可愛い娘の待つ故郷に帰ってこれた。
奥さんも娘も捕虜から解放された主人もみんなが望んでる事なのに、誰も悪い人はいないのにみんな…

監督曰く

「あれがベストだったと言えない時が人生にはある。この映画はその究極のケースだ。」

「自分が死ぬことで友を救うことが出来なかったのか。答えはＮＯだけど、この映画ではそういう仮定を提示しよ…

とても重い作品。
最終的にミカエルの秘密を妻に打ち明けることにより幕が閉じるが、その秘密、及び苦しみに関して視聴者は中盤でわかるため、ミカエルの伝えたいけれど伝えられない苦痛、そして変わってしまった…

戦争で同じ国の兵士を殺す事を命令され、その後の苦悩が描かれる。拷問より精神的なトラウマになりそうな仕打ち。人を殺めることの倫理観が戦争となれば敵、味方ともに崩壊する。この監督の卓越性は究極の選択をつ…

幸せな家庭の崩壊と再生を、遠い異国の地での戦争を絡めて丁寧に描く。
戦争へと駆り出された軍人である夫の戦死という一報を聞くも、実感が沸かず苦しむ妻と子供たち。
そこへ刑務所から出所したばかりの夫の弟…