𓉔𓉔𓉔𓉔𓉔𓉔人間から傀儡へ𓉔𓉔𓉔𓉔𓉔𓉔
昭和13.10
かつて日本に実在したスパイ養成所を描いたシリーズ第1作目。
市川雷蔵を初めて観たのが『眠狂四郎』シリーズだったので、そのキャラで刷り込みされ…
市川は、感情を抑制するような役がよく似合う。
そんな彼にスパイ役はぴったり。
市川は元からプロっぽくて、逡巡したり葛藤しないので話が早くて良い。
または、この時代とこの学校の集団心理だろうか。
…
頭脳明晰でエリートだった若者たちが、なぜ任務のためなら殺害をも辞さぬスパイとなっていくのか。
個より集団を、組織を、国家を優先するその価値観はどう育っていくのかを描いた映画だった。
戦争の記憶…
あらためて見たけど、よく出来てる。
まず養成課程を丁寧に描いており、スパイとは、シギント、ヒューミント、オシントが重要で特に人的情報たるヒューミントが要だと分かる。007やMIシリーズみたいな脳筋…
真夏の大映祭③
雷蔵の映画を見るたびに不思議な魅力にメロメロになってしまいます。とびきり美男というわけじゃないし、背も高くないし、メイクしてなければかなり地味なほうなのに。存在感とか佇まいが他の俳…
アマプラで見たことがある記憶。映画館では初めて。背広の市川雷蔵も悪くない。
普通に入隊したはずが、ある日突然、有無を言わせずスパイ養成の中野学校1期生にさせられる雷蔵ら。軍隊とは、そういう組織なの…