フレンチ・コネクション2の作品情報・感想・評価

「フレンチ・コネクション2」に投稿された感想・評価

いの

いのの感想・評価

4.2


見事な続編!


マルセイユに来たアメリカ人“ポパイ”
前作で一線を踏み越えて、やれやれどころじゃなくなったポパイに、かつての相棒は、フランスへ一緒に来てはくれない。やり過ぎたポパイには禊ぎが不可欠。今作は、あくまでアメリカからきた異端者の立場で一貫されており、フランス語の会話には字幕が全くつかないのも良い。ポパイを演じるジーン・ハックマンは、渾身の演技。(とか書いちゃって、ホントはジーン・ハックマンつい最近知ったところ。)今回の相棒となるフランス男は、哀しい目でポパイを見つめる。前作の勝利の方程式(地下鉄や、車と電車の追いかけっこ)を、あえて踏襲しなかったところが、今回の勝因(のうちのひとつ)。なにせ、ここは港町マルセイユ。


*今回の相棒バルテルミーが、「お酒はやめたんだ」というひと言、痺れます。この人の過去を妄想してます!
1SSEI

1SSEIの感想・評価

3.5
『ミッションインポッシブル フォールアウト』のパリでのバイクチェイスで度肝を抜かれ、『フレンチコネクション』の高架下をゲリラ的に車で爆走するシーンと『RONIN』のクライマックスのパリでのカーチェイスが連想されるな〜なんて思っていた
そういえば『フレンチコネクション』の続編であり、『RONIN』のジョン・フランケンハイマーが監督でソフトも持ってるのに未見なこの映画があるじゃないか、というわけで鑑賞

無骨でダイナミックな映画監督ジョン・フランケンハイマーがウィリアム・フリードキンから引き継いだ2作目

前作の大ボスは取り逃がしてしまうという歯切れの悪いラスト。まあ、そういう事実を映画化してんだからそりゃそうなんだけどさ
でも、「せめて映画の中ではとっちめてやろうぜ!」といきなり大ダイナミズムを発揮しておられるフランケンハイマー御大。信頼できる漢!

舞台をマルセイユに変えて前作同様ジーン・ハックマンが大暴れかと思いきや前半中々盛り上がらない
クスリ漬けにされたジーン・ハックマンがクスリが抜けるまでの間延々と悶々とし続けるという演じてる側も見ている側も辛い20分ほどを抜け、やっとフランケンハイマー節が炸裂し始める

銃撃戦はもちろん、火攻め水攻め!
それは同じジーン・ハックマンでも『フレンチコネクション』というより『ポセイドンアドベンチャー』なのでは!?との不安も物ともせず痛快娯楽に徹してます

前作と同じく手持ちカメラを活かした映像で(実録じゃねえけど)実録物としての説得力を持たせつつ、出し惜しみしないアクションシーンの数々で差別化を図る
70年代っぽい渋いアクションをベースに80年代アクションに通じて行く荒唐無稽さもあるこのバランスがたまらん!

ジーン・ハックマンと敵の大ボスの追いかけっこは前作ではフリードキンの細部にまでこだわった徒歩での心理戦だったのに比べ、今回はもっとフィジカルが物を言う
ラストカットの切れ味!無駄なものは全部切るダイナミズム!
フランケンハイマーたまらん!
薄

薄の感想・評価

3.5
監督が変わっても撮ってる街の風景が生々しさは変わらず。手触りは1と同じ感じ。
ストーリーは1よりエンターテイメント性が強くなっていて、薬中描写は今となっては踏み込み不足かなあという気はするもののアジトに放火し出したあたりから一気に面白くなっていく。
ラストシーンは映画史上でも屈指のカッコ良さ。
警察のくせにアジトに放火して犯人グループをあぶり出すシーンは草。

地味に1より面白かったかもしれない。
Catman

Catmanの感想・評価

5.0
前作で取り逃がした麻薬王を挙げるためドイルが単身フランスに乗り込むパート2。監督がフリードキンからフランケンハイマーに交代しながらも、ハンディカメラによる長回しや街頭でのゲリラ撮影を多用したドキュメンタリータッチと極端にセリフが少ない前作のスタイルを引き継いでいて、生々しいザラついた世界観がシームレスに繋がっているのが見事。更に舞台をニューヨークからフランスの港町マルセイユに移すことで前作のコピーでなく独自のカラーを打ち出しているし、とても理想的な続編だと思う。もうちょいテンポアップ出来ないかなぁとは思うけど。
周囲への迷惑を顧みない強引で独善的なドイルのキャラクターも前作から全くブレてないし、それどころか言葉が通じない異国の地で孤立することにより更にヒートアップ。まるで役が乗り移ったかの様なジーン・ハックマンの存在感溢れる役作りと全身から湯気が出る様な熱演が素晴らしい。
70年代の骨太コップムービーってホント最高

日本語吹き替え版の小池朝雄と羽佐間道夫の掛け合いもブラボー(^o^)です。
aoi

aoiの感想・評価

3.5
フレンチコネクションは1-2合わせて観てセットだったらしい。
前作同様、警察組織の人間とは思えない暴挙っぷりはご愛嬌。正義のためなら許されるのです笑
犯人を、文字通り「あぶり出す」ために建物にガソリン撒いて火をつけるところなんか、もうトンデモ捜査すぎて笑ってしまう。

麻薬捜査でとうとうフランスまで来てしまったポパイことドイル刑事。
英語は通じないし、1でやらかしてしまった前科(笑)のせいで、フランス警察にも問題刑事として邪険に扱われる中、一人奮闘する彼の執念と根性は、もはやスポ根もの。

「お前、銃は持ってるか?」
「俺の経歴書見てないのか?」
「見たから聞いてるんだ」

いじられててわろた。

迫力ある逃走シーンや銃撃戦も見所だけど、1と同様「?!」となる終わり方にすべてもっていかれる。

# 182/2018
pongo007

pongo007の感想・評価

4.1
 一作目がよすぎたので。ただ、やはりハックマン、かっこよすぎです!
ネット

ネットの感想・評価

3.7
途中ちょっとダレる気もしなくもないが、終盤は超面白い。
注射描写は痛そうなので苦手。
最後のアジト押し入りからがめちゃ楽しい。走る走る!まさかのPOVまである。
ラストがいろいろとすごい。
BSにて初鑑賞。前作はだいぶ前から見ていましたが、この続編は今に至るまで未鑑賞でした。

そんなに期待していませんでしたが、かなりアクション多め。ドイル刑事の奮闘が全編に渡っていて驚きました。

前作で取り逃がした麻薬王シャルニエを追って、マルセイユの街を疾走するドイル。

返り討ちに遭い、麻薬漬けにされて殺されかけても一命をとりとめ、禁断症状に苦しむも復活。死にかけた人間とは思えないほど銃撃戦に参加するわ、シャルニエを追いかけて、街中を全力疾走。まさに超人。
ラストシーンも余計な演出は無く本当にカッコいい。

前作見た後そのまま見とけば良かったなぁ。それなりに楽しめました。
ただ劇中のフランスの警察ってあんなに使えないのか…笑
舞台はニューヨークからフランス・マルセイユ。風光明媚な観光都市…というイメージをいきなりふっとばすためだけにあつらえたとしか思えない港での魚の腹捌き(笑)

前作で取り逃がしたシャルニエを追うドイルは変わらないものの、異国の地では勝手が違う。銃は持てない、車もない。でも相変わらず黒人には差別気味なのはいいんかい(汗)

何でもありの『ダーティーハリー』に比べると制約が多く、完全無欠のヒーローとは程遠いドイル刑事だけど、手負いから報復を果たす姿を応援したくなる!
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