まずウディ・アレン監督作品は大変数が多く、円盤化されているアクセスが容易な作品を中心に5-6割程度しか鑑賞出来ていないと思うが、今作は彼のフィルモグラフィーの中でダントツで好みの作品となった。
物語…
学生時代、本作を初めて見た時はかなりの衝撃で打ちのめされたのを覚えている。さらに監督のインタビューも読み、彼の人生観に痛く共感し、何度も見直したものだ。
今久しぶりに見ても、ウディ・アレン監督が絶…
とてもいい映画を観た。喜劇として笑い飛ばす重罪人と暗い闇と孤独を目の前にしている軽罪人の交差コメディ。そして映画論や人生の選択にまつわるお話。
まだまだ語るには映画以外の下地が整っていない私には出…
普通の感性を持つ人間が、映画や漫画、アニメなんかの「完全な悪」になぜ心惹かれるのか?
その答えを多少なりとも示すであろう、非常に秀逸な脚本の作品。
人は「割り切れない」生き物なのだ。そして、「割り切…