蓮見重彦御大が、紛れもない傑作と呼ぶこの一品。
手柄を立てたい、出世したいという序盤。
そこから徐々に変化していく。思いの人との電話中、将軍が使うからと切られる。将軍なんかあとにしろ!と悪態をつ…
戦争シーンと束の間の休息である日常パートの緩急が極端で全体的に停滞気味ではあるが、それを差し引いても空軍襲撃に海軍から応戦するシークエンスは仰角アングルによる臨場感があり、改造巡洋艦を撃沈するときの…
>>続きを読む暗闇と砲弾の地響きの中で手術する緊張感と、クロースアップの明暗が素晴らしい。ジョン・ウェインとドナ・リードのダンスから帽子を投げるまでの流れの呼吸も甘美で、野戦病院のシークエンスがひときわ印象に残る…
>>続きを読むなる程、戦争映画の描き方として、こういう方法があるのかと考えさせる示唆的な一作。実在の哨戒艇の大尉と中尉を基に、作為的なドラマにせず、雑記帳のように現場兵士の苦労を描く秀作です。
『西部戦線異状な…
戦意高揚映画だけど、一兵士の苦悩が描かれる映画。
戦意高揚の国策映画は、負ける所とか日本人だと作るイメージ少ないけど、中々兵士の苦悩が描かれている。
ただ、娯楽も含めて見ると見どころが少ない。あま…