トコリの橋の作品情報・感想・評価

『トコリの橋』に投稿された感想・評価

The Bridges at Toko-ri

戦争の意義に苦悩するパイロットが、朝鮮の軍事拠点トコリの橋爆撃に赴く戦争映画
米海軍全面協力によるダイナミックな空爆シーンと苦い結末が印象的
店内の線路上を給仕車が走る新橋のキャバレー・ショウボートや、箱根の富士屋ホテル等、ロケーションも豪華
temmacho

temmachoの感想・評価

3.5
難攻不落の「トコリの橋」を爆撃する海軍パイロットのお話。

米太平洋艦隊全面バックアップの朝鮮戦争映画。

舞台である空母から発進するジェット戦闘機〜内部の様子まで貴重な映像の数々。

当時の日本も映されて時代を感じるばかり。

休戦調停直後とはいえ、米軍協力作品なのに厭戦な作風なのが凄い。
Taul

Taulの感想・評価

3.0
『トコリの橋』(1954)初鑑賞。DVD。朝鮮戦争時、北朝鮮爆撃に向かうパイロットの苦悩。トップガン的な米海軍協力による実際の空母や戦闘機らの迫力が凄く、オスカー受賞の特殊効果もなかなか巧い。それと日本駐留時の家族や戦友との緩い異文化交流とがばっさり切り替わる異色の構成。戦地と家族との時間を淡々と描くことで終盤の攻撃時の命がけであるという緊張感が高まった。ウィリアム・ホールデンがアジアの橋の爆破に向かうという点とラストの苦いテイストが3年後の『戦場にかける橋』にも通じる。

『トコリの橋』駐留地日本の横須賀港、箱根富士屋ホテル、芝大門、新橋のキャバレーなど貴重な映像もありトンデモ日本描写はほぼない。淡路恵子も登場するが女性の描き方を含めアメリカ支配下にある東アジア感がある。ウィリアム・ホールデン、グレース・ケリーが浮きまくる美男美女夫妻で、その家族が温泉で日本人と混浴するシーンが太平洋戦争後の象徴でもあるが何とも言えない味。

『トコリの橋』スターウォーズのデススター攻撃に影響した作品の一つ。ジェット戦闘機の実機撮影と特撮もよくて見応えがあった。細かなシーンより対空砲火の中渓谷を飛び爆撃するという舞台設定の影響を感じた。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

1.5
朝鮮戦争でウィリアム・ホールデンが日本に寄って、大浴場に入るやつか?
方眼

方眼の感想・評価

3.9
1954年”The Bridges at Toko-ri”。朝鮮戦争が舞台。海軍の航空部隊、北朝鮮を攻撃。美男美女が出てる戦争映画、「地上より永遠に」の流れ。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.6
グレイス・ケリー見たさに鑑賞したが、やはり「神のような存在」である。
カラー映画でもあり、綺麗なこと、この上ない!
やはりスクリーンで映える女優はなかなか少なく、グレイス・ケリーはどの作品で観ても彼女が出ている場面などは本当にキラめく感じが素晴らしい。

冒頭に「1952年11月、朝鮮戦争にて…」と表記されるのでプロパガンダ映画かと思ったが、娯楽作に仕上げたあたりは良かったと思う。
ブルーベイカー中尉(ウィリアム・ホールデン)が朝鮮半島付近の海上に不時着して旗艦船に救助される。東京に来ているという妻と子供に会いに行く、というあたりで、「ウィリアム・ホールデンの妻がグレイス・ケリーか…」と思う。
一家で、日本の家族温泉に入るシーンなどはホノボノするエピソード。

終わり方が意外な感じがしたものの、まずまず面白い映画だったが、やはり「グレイス・ケリーの出演作」ということに尽きる感あり。
Makiko

Makikoの感想・評価

3.1
グレース・ケリーが日本の温泉に入ってる!!

あとはよく覚えてない。出演者は一級ばかり。
朝鮮戦争ではアメリカが絶対的な勝者ではないからか、結末が苦い。

アメリカ人が、第二次大戦では敵同士だった日本人とは温泉で和気あいあいとしている一方で、味方同士だった朝鮮人とは現在(朝鮮戦争で)殺し合いをしているという皮肉。どの時代にどの国に住んでいるかで運命が決まってしまう人間たち。
mh

mhの感想・評価

-
タイトルからは想像もつかないけど、朝鮮戦争におけるアメリカの空母まわりの話。
ベストセラー小説が原作だっただからかもしれない、アメリカ海軍全面協力で反戦スタンスはなかなか珍しい。
そのおかげで詳細な空母からの発艦、着艦のルーティーンが拝める。「ミッドウェー囮作戦」もすごかったけど、この映画もリアルで大迫力。
ミッドウェー海戦から五年とちょっとが経過しただけで、艦載機はすべてジェット機(グラマンF9F-2パンサー〉になってるのがなんかすごい。
燃料切れやトラブルで不時着する戦闘機をサポートするヘリコプター(シコースキーHO3S-1)の活躍も面白かった。
横須賀の軍港や箱根の富士屋ホテル、新橋のキャバレーショーボートなどの映像も貴重。
終盤は「頭上の敵機」を思わせる、精神病んでる系の話になっていく。
ラストの展開はまったく読めなくて、素で驚いた。
朝鮮戦争が舞台なのに、南北朝鮮のひとたちは出てこないのもなんかアメリカっぽいよなーと思った。ほんと、ひとんちに勝手に上がり込んで戦争やってる。
正直ストーリーは弱いと思うけど、見どころいっぱいでそれなりに面白い。
keichan

keichanの感想・評価

-
見応えあった
さあ行くぞって時の葛藤とか、もうどうにもならない時とか
異国での家族風呂も!
ただ途中眠くて3回目でやっと観切った
舞台は1952年、朝鮮戦争。
1954年製作というと、もう
ほぼリアルタイム。

「太平洋艦隊の協力無しでは
製作不可能であった」
「アメリカ海軍を讃え、誇りを
もって、この映画を贈る」

…などと、冒頭からヨイショな
テロップを掲げてる割には、
反戦的な面を持ち合わせた
内容だったりする。

その結末も暗く、決して、
世界最強を誇るアメリカ軍の
快進撃を讃える、などという
ものでは無い。

空母やヘリなど、当時の貴重な
軍事資料としても鑑賞価値あり。

何と言っても、戦闘機の着艦。
離着艦の時は、コクピットの
キャノピ開けてたんだね!?

対空砲火がシャレにならない
ムチャ振りを要求される作戦。
主人公は死を覚悟して臨む。

橋の爆撃作戦シーンの実写
+特撮は、クオリティ高し!☆

もっとエゲツく描こうと思えば
描けたと思うんだけど、
主人公を屈強な骨太軍人など
ではなく、銃もロクに撃てない
弁護士あがりの妻子持ちに
設定したあたりがミソ。

戦争は決して絵空事では無く、
身近な現実として捉えてほしい、
という狙いもあったのかも
知れないね。


【その他の見どころ】
▼吹奏楽に合わせて踊る
日本舞踊
▼箱根・富士屋ホテル
▼日本で最初のキャバレー・
銀座ショーボート
(←1970年全焼)
▼大衆酒場の密集する銀座
ドヤ街
▼揃って一礼して混浴ダイブ
する日本人一家
(←何気に深いシーン)
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