競輪上人行状記の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『競輪上人行状記』に投稿された感想・評価

<ネタバレあり>

・終始見どころがあり楽しい
・信者が離れつつある寺が生き残るためにあの手この手(死んだ犬の肉を売るなど)を使っていたり、倫理観の破綻した男女関係などドロドロした様子がよく描かれて…

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なぜ人間はギャンブルに溺れるのだろうか?
よくわからないことが連続して起きる。誰も彼もいろいろな事情を抱えている。同僚教師は東北出身に違いない。ギャンブルは勝った時のアドレナリンによって人間に依存性…

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3.0

人生を競輪にたとえる人情物語と思ってたのでイメージは違ってた。
兄の死去で実家の寺を継ぐが貧しく資金繰りに競輪へ、リアル人生だった。
そのまま中学教師なら責任感もあって良い先生だったろう。
ストーリ…

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3.0

「何者です?あの男」
「・・・競輪上人」

『ブルータス』の沁みる映画で紹介されていたところから辿り着きました。

観る前のイメージでは、堕落していく人物を描いているという前情報から普段見ているアメ…

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◎煩悩即菩提 小心な中学教師の賭博地獄から頓悟

1963年 日活 モノクロ 98分 シネマスコープ
*繋ぎのコマ飛び僅かにあるも全般に状態良好

小沢昭一演ずる伴春道は、実家の江東区にある浄土宗の…

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4.9

イマヘイ✖️西村昭五郎ワールド。のちに日活ロマンポルノの名手となる西村のこれが第一作であり、主演の小沢昭一のドス黒い欲望が噴出する重喜劇スタイルの作品である!

かなりキャラクターが多めで人間関係が…

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「青春の海」「花を喰う蟲」等の秀作、日活ロマンポルノのエース西村昭五郎監督デヴュー作で、文芸座「陽の当たらない映画祭」で拝見し「月曜日のユカ」と共に感動を受けた名作。葬式寺住職父加藤嘉の策略で教師を…

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中学教師が家業の僧侶を継ぐことになったがやがて競輪にのめり込むお話

「車券は外れることを怖がっちゃいけない」
競輪上人行上記

おもしろい
今村昌平の成分がどこまで入っているか分からないが、ひたすらインモラルな出来事が続く
会話を切り返さずパンの連続で撮ったり橋を蒸気機関車の煙で覆うなど印象的なショットも多い

イマヘイの脚本と西村のウマが合ったのか、めっぽう面白い。小沢が教職から僧職になり、出家もせずに葬式を行う乱脈ぶり。競輪で本堂再建を真剣に考えるが、結果、寺も失う。全国を行脚し、競輪場で阿弥陀予想と称…

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