江分利満氏の優雅な生活に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『江分利満氏の優雅な生活』に投稿された感想・評価

自分の生まれる3年前の作品、ということは私が生まれた頃の東京は、こんな世相だったかと感慨深い。

山口瞳が直木賞を獲ったという事実を織り込んで、現実と創作を混ぜて仕上げていて驚く。

亡き父が山口瞳…

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目
3.0
背景の人が止まったりアニメ挟まったり靴だけ歩いてたり変な表現いっぱいで楽しい

「結婚のすべて」(1958年)に続けて、岡本喜八監督初期作品を鑑賞。
原作は、直木賞を受賞した山口瞳の同名小説。
アニメや特撮などの映像表現を盛り込みながら、高度成長期の世相と戦中派サラリーマンのボ…

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親指
2.6
構図が面白い アニメーションがかわいい
以上に江分利氏うざすぎ
3.0

軽妙なコメディだったが、最後は反戦のメッセージが込められた社会派ドラマになっていた。
高度経済成長期に入ってはいたが当時はまだ戦争の記憶が生々しかったんだろな。フランキー堺版『私は貝になりたい』もそ…

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江分利満=EVERYMAN(すべての男?)昭和38年だから、まだまだ戦争の傷跡が色濃く残る時代。そんな時代の中で懸命に生きるサラリーマン戦士たちの人間讃歌。ただ、喜劇と社会風刺を混ぜ込んだ映画として…

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MiYA
3.0

主人公が小説を執筆する姿を描きながら、その小説の中身が映画の中で描写される。なかなか面白いメタ構造の映画です。ストップモーションを用いた実験的な映像もあったりと、なかなか尖った映画ですね。

その中…

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ある男の自伝小説を通して昭和のサラリーマンの生態を描く、今で言うところのOL日記。本作にも「肉弾」にも「近頃なぜかチャールストン」にも「男より女の方が平均寿命長い」ことが示される。なぜ女の方が平均寿…

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なぜか雑誌で連載することになったサントリー勤務のサラリーマンがエッセイを書くことになった話。60年代の作品と思えないくらい、アニメや舞台風演出など色んな手法で演出していてオシャレ。テレ東の深夜ドラマ…

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栗田
3.0
演出が時代を感じさせない。

おじさんのつまらない話がやっぱり冗長でつまらないのはいつの時代も同じ。
でもこのおじさんが家に帰った時の佇まいは今では考えられない。

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