二重人格を題材にしたデ・パルマのサイコパスな犯罪サスペンスだが、何が怖いって〝ジョン・リスゴー〟の女装が最も恐ろしい。
スローモーションや独特な描写を駆使するデ・パルマカットは健在だが、物語として…
ほんと こわい。
最後の 視線や視点が交錯する 恐怖のピタゴラスイッチみたいな、出来事のつるべ落としの あの場面。などなどデ・パルマの面白さの集大成。全部のせ。
そして最初に起こる惨劇。あれ現実味…
何度目かの《デ・パルマ・ブーム》が自分の中で来たうえに、来月で地元のTSUTAYAが閉店することになって、急いでレンタルを試みたデ・パルマ監督作。
オープニングからハッキリな『サイコ』オープニング…
このレビューはネタバレを含みます
本作もデパルマのカメラワークと演出が秀逸
病室でキスをする女医と患者の夫
ブラウン管越しにうっすらと患者が寝返りを打つ姿をスローモーションでネットリ描写し
振り返りざまにダンダンダンダン!…
幼児を実験台に研究を続ける児童心理学者の顛末を描く物語。作品紹介で“どんでん返し”とあったので、以前から気になっていての鑑賞。第二のヒッチコックとも称されるB•D•パルマ監督の作品とあり、回想や驚愕…
>>続きを読むブライアン・デ・パルマのことを〝ヒッチコックになれなかった男〟と評していた人がいたが、さすがにそれは気の毒な気がする。
彼には「スカーフェイス」や「アンタッチャブル」という傑作もあるし、「キャリー…