伯林-大都会交響楽の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『伯林-大都会交響楽』に投稿された感想・評価

疾走感溢れるモンタージュはそのまんま『幕間』だった。
ドキュメンタリーながら(一部フィクションのショットはあると思うが)一筋縄にはいかない演出に注目せられるし、あまりに多い数の断片的なショットの重ね…

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三四郎

三四郎の感想・評価

3.7

ベルリン・フンボルト大学留学中に、“ベルリンが舞台の映画“のみを扱う留学生向けのゼミで観せられた。

当時は「つまらん映画じゃ」なんて思っていたが、改めて観るとタイトル通りまさに「伯林-大都会交響楽…

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shinichiro

shinichiroの感想・評価

3.5

◎ 第1次大戦後のベルリンの模様、5章仕立
列車の疾走する様子や働く人達の忙しなさ、工場の流れ作業、炭鉱労働者、動物の佇まい、劇場でのバレエやオーケストラの演奏、チャップリンの映画、船や遊園地のロー…

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運転

運転の感想・評価

5.0
ヴェルトフ、ヴィゴと同じ系統。ルットマンが一番好みかもしれない。
全ショット良くてすんごい。
昼行灯

昼行灯の感想・評価

3.5

形態類似ショット、次第に速まるショット間隔によって、物語性がなくても映像世界に参入しやすくなっていたと思う。一応ノンフィクション設定だが、おばあさんが階段をもたもた昇るシーンなど、演出ではないかと思…

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mh

mhの感想・評価

-

1920年代(WW1で敗戦後、ナチズムがまだ誕生してない頃)のベルリンのとある一日を膨大なカットで表現する実験的サイレント映画。
日常生活、社会生活の思いつく限りのあらゆる要素を、偏ることなく羅列し…

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ドイツの実験映画監督ヴァルター・ルットマンによるベルリンの都市ドキュメンタリー。撮影・脚本は同年の「メトロポリス」(1927)や「魔人ドラキュラ」(1931)の名カメラマン、カール・フロイント。

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ぬっこ

ぬっこの感想・評価

4.0

どこまでドキュメンタリーでどこからフィクションなのだろうか。
『カメラを持った男』へ影響を与えたリファレンスの一つ。
 なぜ散歩をするのが好きなのか、この作品を通してわかった気がする。特に都内は時間…

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去年大学で受講していたドキュメンタリー映画の授業にて。

道路を舞うゴミ、石畳、道をたくさん映しているシーンが多く見受けられた。きっと道を舗装することがその当時画期的であったからだろう。

街中の喧…

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べらし

べらしの感想・評価

3.6
あまり信じたくないところがあるな
こんな大勢の、文化的文明的な人々があと数年後にはああなってしまうとは

まあ、黙ってりゃいいんだろうな
頭を低くしていれば少なくとも爆弾が落ちてくるまでは気づかずに済む

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