怪異談 生きてゐる小平次の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『怪異談 生きてゐる小平次』に投稿された感想・評価

狸の金玉 八畳敷き
ShoM
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中川信夫の遺作。ATGの1000万円映画だが多分いまはその予算でも作れない。
登場人物を3人の男女に絞り、愛憎渦巻く様子を描く。男女3人の構図が強調されることで怪談というよりはヌーヴェルヴァーグのよ…

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ゾンビのような小平次
これが遺作か…ところどころタルコフスキー
終盤の小平次にメロついていたせいで全てを持っていかれてしまったのでいつかまた観よう
生活
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蚊帳のシーンが面白かった。
ぴよ
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(35mm)
タルコフスキーかと思うほどの長回し。構成もソラリスやストーカーの雰囲気。

「自分のアイデンティティに苦しむ人たちの話」というのは得心した。

中川信夫の映画ではやはり人はほとんど向き合わない。
本作での向き合うシーンは、手前に男二人が向かい合ってゲームをしていて、その奥で宮下順子がお手玉をしてるシーンであり、
藤井仁子氏の講演で語られた、…

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3.8
相変わらずのロングショットの素晴らしさ。戦闘場面を写さず、それを見守る宮下順子だけ写す。

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