プーサンに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『プーサン』に投稿された感想・評価

Ideon
3.0

 予備校の数学講師の野呂は下宿屋の娘、かん子への恋心を隠して、倹しい生活を送っていたが、ある日、生徒に誘われて学生デモを見物に行き、警察隊との衝突に巻き込まれ、新聞の三面記事に顔が載り失職してしまう…

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raga
3.0

おっとりした予備校教師の野呂は度重なる不運に見舞われても生き抜こうとする。理念や願望と反する現実にも耐える。メーデーに参加するのは害悪だと職場が仕打ちする掟ならば、いずれこの社会は没落するのだろう。…

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3.0
面白い。越路吹雪、八千草薫などとってもかわいい。
風刺が時代を経て現代にも刺さるだろう。
2.5
239.2277

原作が2本の新聞漫画のコラボなのね。
時事風刺や当時の東京の姿、市井の姿が見え下手なドキュメンタリーより本作を見た方が当時の姿を映しているように思う。
mam
2.5

このレビューはネタバレを含みます

当時の世相を反映させた風刺コメディらしいのだけど、もちろん50年代の事なんてわからないので、何ひとつ面白味はなかった。

銀幕でのコーちゃんを拝めたのでそれだけで満足です。
宝塚在団中の八千草薫はポ…

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3.0
全体的に欝々とした雰囲気で笑うに笑えない喜劇。越路吹雪や八千草薫らスターの若かりし姿を観られるのは価値あり。
カン子を演じた、コメディアンヌとしての越路吹雪が、歌手の顔とまた違ってなかなか魅力的だった。

当時の時代を風刺したブラックコメディとのことだが、もう少しドラマチックな展開が欲しかった。

越路吹雪のコメディエンヌっぷりに比べると、伊藤雄之助特有の演技というか、顔というか、存在というか、がこの映画には重いように感じる。
だから、後半にかけて、伊藤雄之助演じる野呂の不憫さが際立って、笑え…

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2.5

市川崑監督の才気が自分は苦手なのだと気づかされた作品。1953年当時を批判した鋭いブラックユーモアも、豪華なキャストの怪演も今見ると笑えないのが苦しい。

そしてなにより、真面目な伊藤雄之助が世相に…

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伊藤雄之助、ボケーっとした顔が役によくあってます。社会風刺コメディで筋がなんかあるわけでもないので、断片を楽しみます。越路吹雪はコメディぴったりすな。「ぼんち」も印象的でしたからもっとみたいんですが…

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