大砂塵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『大砂塵』に投稿された感想・評価

楽器の演奏、ルーレットの回る音、主人公の色鮮やかな衣装、屋敷内の人物配置、燃え盛る館がどれも印象にしか残らない。
西部劇の特徴を外さずおさえてるのに、これほどまでにユニークになっているのが凄い。
3.6

悪くない

エマがシャンデリアを落とした後、カメラに向かって振り返るときの顔面位置が気持ち良かった。

序盤の大砂塵が思ったより大砂塵。

燃え盛る店の前を無闇に駆ける馬のシルエットが良い。

面白…

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ユロ
5.0
後半の勢いがあまりにも凄すぎるゆえに思い返すとそれまでは退屈に感じたような錯覚に陥るかもしれないが、前半はそのための布石であり、真に素晴らしいのはセットアップの秀逸さである。
Chiba
-

対照的な2人の女
黄色に赤ネクタイの化粧ばっちりヴィエナvs肩関節の動きがイカつすぎる黒ずくめのエマ
ヴィエナは謎の二階から見下ろす高圧的な冒頭のシーンから、おしゃれして目玉焼きを作るところまで変貌…

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いろいろ言いたいことはあるが、とにかく今は喪服の自警団と燃える家のインパクト大大大なビジュアルが忘れられません。

白ドレス、いつ使うのかとワクワクしてたピアノのなんとも憎たらしい使い方

メロドラ…

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Rin
-

ゴダール『ウイークエンド』(1967)など、映画の中で度々言及されるのを耳にしてきたので気になり指数が限界突破しかけていた作品。ついに鑑賞。劇的に面白かった。“一触即発”ってこんなに長い間持続させら…

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flyone
-

50年代的暗さが深い影を落とす『大砂塵』は、スターリング・ヘイドンが爆破される岩山を眺めたり、駅馬車泥棒を見下ろしたりする冒頭から、一貫して高低差を強調する映画だ。
しかし何度観てもすばらしい。赤狩…

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3.9

西部の地と男と男女差とすれ違いが愛憎劇を加速させてあそこまで大きくなっていく流れが面白い。
ピアノを弾いてるところ、燃えてる店とその前を横切る馬たちのカットの絵力のすごさ。山爆破の迫力と危険性もいい…

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朝田
-

ニコラス・レイで一番好き。冒頭の砂嵐の吹かせ方から、役者の動かし方、衣装に至るまで画面に映る全てが過剰でこれこそ映画だと思わされる。アクションもさる事ながら室内の会話シーンでも常に緊張感があって、照…

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3.4
ジョニー・ギターの運指の適当っぷりに爆笑。強気な女、というよりも諍いを楽しんでるようにしか見えないのがおもろい。男たちに向かってピアノを一人弾く姿、シャンデリアを落下させて炎の中のとんでもない笑顔。

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