アンソニー・マンを思わせる傾斜/高低差ウエスタン。『市民ケーン』ばりの高所から登場し、ピアノステージ、処刑場(馬上)から人々を見下ろすジョーン・クロフォードの圧倒的存在感。
そんな彼女と平行目線で…
最も硬派でプラトニックな暴力に満ちた映画
プラトニックな暴力を描くには男より女が適しているのは性差別に当たらないだろう。女と女の多くの男を巻き込む代理戦争。
冒頭の小粋な雰囲気はどこへやら。中盤…
多分5回目くらいの再見。凄い映画を観ると口が開いてしまう癖があるのだけど、2時間空きっぱなしだった。感情の濃さ、2人の女の狂いっぷりと倒錯的な決闘、それに翻弄される男たちの頼りなさ、炎、滝、ピアノ、…
>>続きを読むいろいろ言いたいことはあるが、とにかく今は喪服の自警団と燃える家のインパクト大大大なビジュアルが忘れられません。
白ドレス、いつ使うのかとワクワクしてたピアノのなんとも憎たらしい使い方
メロドラ…
めちゃくちゃ面白いけど変な映画だ。。
印象に残った細部のメモ
・ジョーン・クロフォードが皆を見下ろし睨みつけるために作られたとしか思えない2階の部屋
・ヴィエナの店を勢いよく燃やすために作られたと…
このレビューはネタバレを含みます
法廷劇みたいにジョーンクロフォードに視線が集中して、酒場の従業員が男みたいな女だとか画面の観客に向かって言ったりする。その抵抗を跳ね返すように画面のなかでいるので、存在が揺らいでキャラクターのように…
>>続きを読む大変、大変、端正な活劇。ヴィエナの店に二段階で近づくカメラ。白いドレスを纏いピアノを弾くシンディ・クロフォードの登場が痺れる。エマが一度滝の下をくぐって抜け道を通って行くはずだったのだが、滝に濡れた…
>>続きを読む以前読んだ「西部劇論」の中で紹介されていた作品。女性同士の対決が主題なのは知っていたのだが、最初に登場するジョーン・クロフォードの厚化粧&黒い服と緑のリボンを見て、こっちが悪役なのかと思ってしまった…
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